2023年9月10日 / 最終更新日時 : 2023年11月18日 kento 江戸 宮本武蔵(みやもとむさし) 【1584年~1645年】 戦国末の動乱期に美作に生れ、13歳より壮年に至るまで六十数回の剣術勝負を行い負けた事がなかったといわれます。その中でも「巌流島の戦い」はよく知られていますが、この戦いは豊前・小倉の船島(現在は […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 高杉晋作(たかすぎしんさく) 【1839年~1867年】 長州藩士で吉田松陰の松下村塾に学び、幕府に抵抗するため奇兵隊を創設した人物です。幕府の第一回長州征討後は、 長州藩保守派から逃れるため太宰府五条の酒蔵「中村酒屋」や野村望東尼の「平尾山荘」に匿 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 グラバー(ぐらばー) 【1838年~1911年】 イギリス商人で倒幕派に武器の販売なども行いますが、維新後は自分の会社の倒産を経験します。基本的に日本は好きだった様で、日本人女性と結婚し日本で終焉を迎えます。このグラバー氏、太宰府天満宮を数回 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 中岡慎太郎(なかおかしんたろう) 【1838年~1867年】 土佐の志士で五卿に随い太宰府に入り、五卿の衛士として仕えながら薩長同盟を画策します。 そして1864年から約3年間、太宰府、長州、京都間を忙しく行き来し、 薩長の有力者や土佐の同士たちと面談、 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 三条実美(さんじょうさねとみ) 【1837年~1891年】 長州派の公卿で「八月十八日の政変」で長州に逃れた七卿の内の一人でその中心人物です。 第一次長州征討で長州藩は幕府に屈したため、太宰府の延寿王院に移りますが、約三年を経て大政奉還後の京都に戻り新 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 坂本龍馬(さかもとりょうま) 【1836年~1867年】 勝海舟が失脚し、1865年 神戸海軍操練所が閉鎖されると、龍馬は一旦、鹿児島に身を寄せます。 そして5月には太宰府を訪れ五卿と面談します。この時に五卿の一人、東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)は […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 宮崎車之助(みやざきしゃのすけ) 【1835年~1876年】 「秋月の乱」の中心的な人物ですが決起には消極的だったようです。豊津藩の反政府勢力と合流するため豊津に向いますが、 そこで乃木希典の指揮する小倉の歩兵第14連隊の攻撃を受け撤退します。そして決起 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 古屋佐久左衛門(ふるやさくざえもん) 【1833年~1869年】 筑後古飯(ふるえ)の庄屋の生まれで医学を志し大阪に出ますが、医学が性に合わない事を悟り、江戸に向かい英語や洋学を学び、洋学書の翻訳などを手がけます。また婿養子で古屋家を継ぎ幕臣となります。戊辰 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 早川勇(はやかわいさむ) 【1832年~1899年】 月形洗蔵と共に五卿の太宰府入りを実現し、薩摩と長州の仲を取持つため奔走します。 そして同じ大庄屋の出の中岡慎太郎とは強いつながりを持ち、西郷隆盛との会談を取持っています。このような勇らの地道な […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 高場乱(たかばおさむ) 【1831年~1891年】 男子として育てられた男装の女医で、かつ教育者。金印の鑑定をした亀井南冥の学派の塾に学び、後に興志塾を起します。 「福岡の変」には塾生から多く者が参加しています。そして1889年に教え子の来島恒 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 加藤司書(かとうししょ) 【1830年~1865年】 西洋諸国の介入を招く恐れのある国内対立を早期に収束させるため、 西郷隆盛と共に第一回長州征討軍解兵に尽力します。しかし一年後には藩内・佐幕派の台頭で「乙丑の獄」が起こり、 博多の天福寺で切腹す […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 篠原泰之進(しのはらたいのしん) 【1828年~1911年】 筑後浮羽の出身で関東で攘夷活動に走ります。その後、伊東甲子太郎に従い京都にて新選組に加入しますが、2年と数ヶ月後には伊東ら同士と共に御陵衛士(ごりょうえじ)を創設し新選組より離脱します。新選組 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 月形洗蔵(つきがたせんぞう) 【1828年~1865年】 儒学者の家に育ち、王政復古の思想を掲げ参勤交代の不要を藩主黒田長溥に建白しますが、これが長溥の怒りを買い蟄居させられます。しかし三条実美ら五卿福岡遷座の際には罪を許され、 下関まで五卿を出迎え […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 平野國臣(ひらのくにおみ) 【1828年~1864年】 朝廷や長州藩、薩摩藩に広い人脈を持った名の知れた倒幕勤皇の志士で、のちに「寺田屋事件」「生野の変」に関わります。 「禁門の変」の時に捕らわれていた京都六角獄で斬首され36年間の人生を終えてます […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 真木和泉(まきいずみ) 【1813年~1864年】 久留米藩の尊皇攘夷の志士で攘夷派の公卿に強い影響力を持ちますが、 「八月十八日の政変」で長州藩が京都を追われると長州派の七卿に下関まで同行します(「七卿落ち」)。 そして翌年には長州軍の一部隊 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 kento 福岡人物伝 月照(げっしょう) 【1813年~1858年】 「安政の大獄」で幕府より追われる月照は西郷隆盛と共に薩摩に逃れようとします。 そして下関で西郷と別れた月照は筑前で野村望東尼の「平尾山荘」や太宰府の宿屋「松屋」に匿われます。 その後、平野國臣 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 黒田長溥(くろだながひろ) 【1811年~1887年】 島津藩主の重豪(しげひで)の十三男で、黒田家に養子として入ります。 開明的な藩主で蘭学を取り入れ中洲には反射炉を建設するなどしています。 しかし1865年の「乙丑の獄」で筑前勤王党の弾圧を行い […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 福岡人物伝 野村望東尼(のむらもとに) 【1806年~1867年】 幕末の混乱期に、僧・月照や高杉晋作を自邸に匿います。乙丑の獄(いっちゅうのごく)では糸島半島の西約4キロの「姫島」に流されますが、 高杉晋作の意を受けた福岡脱藩の志士の手で「姫島」を脱出し下関 […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 シーボルト(しーぼると) 【1796年~1886年】 1823年、長崎に来航した翌年に鳴滝塾を開き、患者の診察治療活動や集まった塾生に西洋医学、科学を教授します。 これにより鳴滝塾からは伊東玄朴、高野長英、二宮敬作、伊藤圭介の他に幾多の人材が輩出 […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 高山彦九郎(たかやまひこくろう) 【1747年~1793年】 江戸中期から後期にかけての草莽の勤皇家で「寛政の三奇人」のひとり。40代半ばで九州を遊歴し王政復古を説き、幕府を批判しますが幕府の圧力があったのか久留米に滞在中に自刃し最期を迎えます。しかしそ […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月30日 kento 福岡人物伝 亀井南冥(かめいなんめい) 【1743年~1814年】 大阪で儒学や医学を学び1785年に福岡藩西学問所・甘棠館(かんとうかん)の館長となります。 この頃に志賀島で発見された金印を漢の光武帝より奴国王へ送られた「漢委奴国王印」と鑑定します。 これが […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 貝原東軒(かいばらとうけん) 【1651年~1713年】 秋月藩士の娘で益軒の妻女。1668年に数え年18歳で39歳の益軒と結婚します。書・和歌の他、箏(そう・琴に似た楽器)や胡琴(こきん・中国から伝わった弦楽器)などの楽器にも通じていました。益軒の […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 貝原益軒(かいばらえきけん) 【1630年~1714年】 福岡藩の儒学者で、学才は多岐に渡りシーボルトからは「日本のアリストテレス」と評価されたという逸話もあります。 このページでも度々参照している「筑前国続風土記」の他「養生訓」、「大和本草」、「女 […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 宮崎安貞(みやざきやすさだ) 【1623年~1697年】 広島の出身で一時、福岡藩へ仕えますが5年ほどで自ら浪人し、周船寺村で農業の研究に没頭します。 そして晩年には名著「農業全書」を貝原益軒の協力で出版します。この書は施政者や農業関係者より絶賛され […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 黒田長興(くろだながおき) 【1610年~1665年】 黒田長政は後継者に三男の長興を立てようとしますが、栗山大善ら家臣団の猛烈な反対に合い諦め、長男・忠之を後継者とします。 ただ忠之のみに黒田藩を託すことに不安を抱いた長政は、長興に五万石を与え分 […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 黒田忠之(くろだただゆき) 【1602年~1654年】 行動に何かと問題のある嫡男・忠之は黒田藩の後継者から外されそうになりますが、栗山大善の支援によりその立場を守ります。 しかし初代藩主・長政の没後に藩主の座についた忠之は栗山大善と不仲になります […]
2023年5月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 栗山大善(くりやまだいぜん) 【1591年~1652年】 黒田官兵衛の信頼の厚かった栗山利安の息子。 栗山大善は第二代藩主の座に黒田長政の長男の忠之を就けますが、 その後、何かと行動に問題のある藩主・忠之との間に軋轢を生じ収拾不可能となると幕府に訴え […]
2023年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 kento 福岡人物伝 小早川秀秋(こばやかわひであき) 【1582年~1602年】 豊臣秀吉の正妻ねねの甥にあたり、義父・小早川隆景の隠居に伴い入れ替わりで筑前の名島城に入ります。 「関ヶ原の戦い」では西軍から東軍へ寝返り、勝敗に大きく影響を与えたといわています。 戦後は加増 […]
2023年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 kento 福岡人物伝 毛利勝永(もうりかつなが) 【1578年~1615年】 毛利勝永は秀吉配下の森吉成(のち毛利勝信)の嫡男で、九州征伐の功により、田川企救郡を賜った父に従い小倉城に入ります。そして父・勝信は、約13年間この地を治めますが、その間に近隣の大勢力・毛利氏 […]
2023年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 kento 福岡人物伝 黒田長政(くろだながまさ) 【1568年~1623年】 豊臣秀吉の参謀・黒田官兵衛(如水)の長男として生まれます。十歳の頃に父・官兵衛の謀反が疑われ織田信長に殺されかけますが、 秀吉の部下・竹中半兵衛に匿われ命を取り留めます。それから二十数年後に秀 […]