三条実美(さんじょうさねとみ)

【1837年~1891年】

長州派の公卿で「八月十八日の政変」で長州に逃れた七卿の内の一人でその中心人物です。 第一次長州征討で長州藩は幕府に屈したため、太宰府の延寿王院に移りますが、約三年を経て大政奉還後の京都に戻り新政府の要職を務めます。
その後、征韓論問題の心労で休養する事態に陥りますが、1885年には内閣総理大臣を臨時に勤めています。