2016年11月25日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 歴史語呂合わせ 中学時代、秀才と言われる学友は受験前になるとこの歴史語呂合わせを日常会話の中で披露して人を笑わせていましたが、勉強嫌いな私はほとんど興味をそそられる事はありませんでした。 高校受験には間に合いませんでしたが、最近、多少興 […]
2016年11月13日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 福岡市博物館「滇王之印」複製品 福岡市博物館には、「漢委奴国王」印と同じ蛇鈕(蛇を象った取っ手)を持つ金印「滇王之印(てんおうのいん)」の複製が展示されています。 この金印は1957年に中国雲南省石塞山第6号墓で発見された金印で、次のような説明がされて […]
2016年8月5日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 酒は天の美禄なり 貝原益軒は養生訓で「飲酒」について次のように語っています。 「酒は天の美禄である。少量の飲酒であれば陽気になり血行も良くなり、食欲も出て、愁いを忘れ、やる気が起こり、たいへん利益がある。ただし多量に飲むと人を害する事、酒 […]
2016年6月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 ただいま禁煙中・・・ 禁煙するのは簡単ですが、タバコを止めるのは難しい・・・。 禁煙すること数十回、最高2年間やめましたが、ストレスでここ1年間喫煙中でした。 ところで江戸時代の儒学者・貝原益軒はタバコについて名著・養生訓で次の通り触れていま […]
2015年10月14日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 なぬ~大宰府政庁跡でももクロがLIVE!? 2015年10月31日(土)、ももいろクローバーZが大宰府政庁跡でLIVE!?。なんと素晴しいアンマッチ。後片付けさえ問題なければ、斬新な企画。発案者は現代の平賀源内に違いない。ももクロファンにも福岡の歴史に興味をもって […]
2015年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 奈良時代の筑後・肥後の農民たちの事 奈良時代に筑後・肥後で農政改革を行った道君首名(みちのきみおびとな)の功績は間違いなく褒め称えられるべきものなのでしょうが、その功績は農民たちの協力なくしてはなし得なかったのかもしれません。 どんな経緯があろうとも認める […]
2015年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 有馬記念の由来 余談ですが、競馬のオールスター戦で、かつ一年を締め括るGⅠ(グレード1)レースの「有馬記念」は中央競馬会理事長だった有馬家15代頭主、有馬頼寧(よりやす)氏により提唱開設されたレースです。競馬に興味のない方のために説明す […]
2015年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 「黒田節」像の余談 余談になりますが、以前、酒の席で「九州の男はよく酒を飲むなあ」と東京や大阪の先輩方から度々お褒めいただいた事がありますが、どうもこのイメージを植えつけた一因が「黒田節」のようで、「福岡は黒田節だもんな~、よく呑むはずだよ […]
2015年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 戒壇石の事 戒壇院の門の傍らにある石柱には、「不許葷酒肉入境内」と彫ってあります。 おそらく「境内に葷、酒、肉を入るを許さず」といった内容で当時の戒律の厳しさが偲ばれます。 「葷酒肉」の「葷」は最初「軍」の事かと勘違いして恥ずかしい […]
2015年8月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 浅野四郎左衛門の事 先日、「お綱門の事」の記事を書いていて思った事です。 事件後にお綱の夫・浅野四郎左衛門には陰に陽に批判が殺到し著しく藩内での立場を悪くしたのではないかと想像され、名前も知らぬ様な他の藩士から冷たい視線で睨まれたり、身に覚 […]
2014年8月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 余談 都井岬の馬 宮崎の観光名所のひとつ「都井岬」にはの野生馬が生息していることで有名ですが、これは秋月藩が軍馬育成のために放牧したものが野生化したものといわれています。 秋月氏は「藤原純友の乱」を平定した大蔵春実の血を引く家柄で、九州で […]
2014年8月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 「新選組始末記」について このサイトでも真木和泉、平野國臣、篠原泰之進の項で参照している「新選組始末記」ですが、残念ながらこの書は史家や歴史作家より創作の部分が余りにも多過ぎるとの指摘があります。著者の子母沢寛氏自身もその「あとがき」で次のような […]
2014年4月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 号・如水の意味 豊前で抵抗をする武将・城井鎮房(きいしげふさ)を中津城で謀殺した翌年、官兵衛は家督を長政に譲り如水を名乗ります。不本意な方法で事を終結させた官兵衛はこの辺りが自分の引き際と考え隠居を望んだのかもしれません。 号「如水」の […]
2014年3月21日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 孫子の兵法の事 「孫子」は中国の春秋時代末(今から2500年ほど前)に孫武によって書かれたと言われる兵法書ですが、日本でも古くから軍事を学ぶテキストとして多くの人が通読していたようです。当然、黒田官兵衛や竹中半兵衛も若き頃にこの兵法書を […]
2014年2月22日 / 最終更新日時 : 2023年10月22日 kento 余談 半兵衛と官兵衛 竹中半兵衛との接点は官兵衛が信長に謁見した1575年頃から1578年に有岡城で荒木村重に拘束されるまでの約2~3年の僅かな期間です。 この二人は秀吉の元で同じ参謀として働くのですが、性格はまったく対照的なものだったようで […]
2014年1月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 棟上げの菓子袋の思い出 以前は棟上げといって新築家屋の骨組みが出来上がると、餅を撒いたり近隣の子供たちに菓子の詰まった袋を振る舞ったりする風習がありました。 今でもこの様な習慣の残る地域もあると思うのですが、 私も数十年前の小学6年の頃にこの棟 […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 正室・光の読みは? 官兵衛は生涯を通して側室を置かなかったようですが、これは一時信仰したカトリック教の影響を受けたからなのか、それとも正室・光との 心の繋がりが強かったからなのかよく分かっていません。 ところで正室・光は最近まで「てる」と呼 […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 光雲神社 光雲神社(てるもじんじゃ)には藩祖・黒田如水公と初代藩主・黒田長政公が祀られてます。 この地には以前、徳川家康を祀る東照宮がありましたが、維新で幕府が倒れた後は新政府への配慮からか廃れたようです。 そして1909年に天神 […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 kento 余談 如水・殉死の禁止 「人を殺すと言ふは容易ならざることなり」 如水は戦場以外では敵でも配下の者でも、その命を奪うことをたいへん嫌ったと言われます。 「配下の者を手打ちにするなどは短慮の至り」と言い切り、部下を手に掛けることは生涯一度もなかっ […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 如水の隠居生活 1589年、官兵衛は如水と名乗り長政に家督を譲り隠居しようとしますが秀吉に許されず、 実際に隠居生活に入るのは12年後の「関ヶ原の戦い」の翌年でした。 隠居した如水は太宰府に庵を結び和歌・連歌を楽しんだと言われます。 如 […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月24日 kento 余談 如水の気配り 天才肌の人は気配りをしないといったイメージが個人的には強いのですが、如水は気配りにおいても一流の人だったようです。 部下がなにか失敗をしでかすとしこたま叱りつけはするものの、その場で簡単な用事を言いつけ主従関係が壊れてい […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 官兵衛と立花宗茂 官兵衛と立花宗茂の二人には大きな接点が三度あります。 先ずは1586年に「岩屋城の戦い」で父・高橋紹運を討たれた宗茂が立花城に籠城し、九州制覇目前の島津軍を迎え撃った時の事です。 秀吉に九州の島津攻略を命じられた官兵衛は […]
2013年12月31日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 官兵衛の兜 如水が一番大事にした兜 -銀白壇塗合子形兜(ぎんびゃくだんぬりごうすなりかぶと)- は何故か現在、 岩手県盛岡市に存在していますが、その経緯は次の通りです。 兜は正室・光の実家の櫛橋家より光との婚儀の前年に送られたもので […]
2013年11月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 kento 余談 官兵衛的な人たち えらく豪胆な人、すごく気配りのできる人、運動神経が超人的な人、仕事が超速い人、信じられないぐらいな美形な人。 永年 社会で仕事をしていると色んな面で優れた人とめぐり合うもので、私も「この人なんでこんな頭ええんやろ」 と感 […]
2013年9月12日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 宮古の思い出 1987年頃の事だったと思いますが、バイクでの一人旅、北海道へ向かう途中の岩手県での話です。 「新選組副長の土方歳三率いる幕府軍が最新鋭軍艦『ストーンウォール号(米名)』を奪い取るため官軍に奇襲かけたという 海をひとめ見 […]
2013年8月14日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 三国志について 「邪馬台国はどこ?」の冒頭で「皆さんよくご存知の『三国志』には・・・」と書いてしまいましたが、正確に書くと日本で一般的に知られているのは晋の時代に陳寿によって書かれた史書の「三国志」ではなく、明の時代に書かれた羅貫中の「 […]
2013年8月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 余談 「御堂関白記」が世界記憶遺産に登録 6月18日に藤原道長の「御堂関白記」がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。日本の古典が世界に評価されるのは非常に喜ばしい事ですが、この人は結構傲慢な人間性の持ち主だったようです。 平安時代中期に兄・藤原道隆が大酒が […]