2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 意外な人物伝 筑前にも超能力者がいた? (文明年間) -筑前に存在した幻術師・火亂- 「三国志演義」には于吉(うきつ)、華佗(かだ)、左慈(さじ)などの特殊な能力を持った人物が登場しますが、日本の戦国時代にも果心居士(かしんこじ)という不思議な能力を持った人物が現れ、信長や […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 安徳天皇(あんとくてんのう) 【1180年~1185年(平安時代)】 木曽義仲が京都に攻め上ると、安徳天皇は平家一門に守られ筑紫大宰府へ逃げ落ちます。しかし、大宰府も安住の地ではなく豊後の緒方氏に攻められ四国屋島へ逃れます。 その後、「一の谷の戦い」 […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 山鹿秀遠(やまがひでとう) 【?年~1185年?(平安時代)】 豊前国との境、筑前国山鹿の豪族です。治承・寿永の乱では平家方に属し、大宰府を追われた安徳天皇と平家一門に最後まで付き従います。壇の浦では平家の主力として戦いますが、平家一門と運命を共に […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 按察使局伊勢(あぜちのつぼねいせ) 【?年~?年(平安時代)】 「壇ノ浦の戦い」で平家が敗れると安徳天皇を抱いて入水したといわれる女性で、鎌倉軍の兵士に引き上げられます。 時期は不明ですが伊勢はその後、九州筑後へ移り、筑後川の辺(ほとり)に社を建て安徳天皇 […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 原田種直(はるだたねなお) 【?年~?年(平安時代)】 都落ちした安徳天皇と平家一門を筑紫に迎え入れますが、豊後の兵が攻め寄せて来たため平家一門は着の身着のまま北に向かいます。種直はその後を追い、遠賀川河口の山鹿まで護衛しています。この約1年後には […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 平貞能(たいらさだよし) 【?年~?年(平安時代)】 鎮西反乱が起こると1181年、筑紫に派遣されその翌年には乱を平定し一旦帰還しますが、都は木曽義仲の軍が迫り大混乱の中にありました。貞能は「都に留まるべき」と主張しますが、平家一門は西へ落ちて行 […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 源為朝(みなもとためとも) 【1139年~1170年(平安時代)】 父親の源為義より勘当され九州にやって来た為朝は自ら鎮西八郎を名乗ります。 「鎮西」とは九州の治安を守る機関またはその統率者のことで、「八郎」は源為義の八男を表しているのですが、 こ […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 平頼盛(たいらよりもり) 【1133年~1186年(平安時代)】 平清盛の異母弟で平治の乱に活躍し、1166年大宰大弐に任命されます。博多に人口港「袖の浦」が平清盛の指示によりが建造されたといわれていますが、 頼盛もこの港の建造に関わったものと思 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 意外な人物伝 日本国王・良懐とは誰? (1370年) -明の抗議に応対した親王- 時は南北朝の時代、後醍醐天皇の皇子・懐良親王(かねながしんのう)は菊池武光の支援を得て1361年に大宰府を奪い、九州の北朝勢力をほぼ制圧します。この懐良親王、菊池武光の活躍に隠れてなかなか人間 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 落武者尊氏、筑前で復活! (1336年) -多々良浜の戦いは多勢に無勢?- 後醍醐天皇軍との戦いで形勢不利となった足利尊氏は一旦京都から落ち 1336年2月下旬に九州に入ります。しかし、それも束の間3月2日には肥後から攻め上ってきた天皇方の菊池・阿蘇軍と博多東方 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 藤原隆家(ふじわらたかいえ) 【979年~1044年(平安時代)】 平安時代の名門出身の隆家は大宰府へ大宰権帥(だざいごんのそつ、大宰府長官)として赴任中、博多湾に来寇した「刀伊の海賊」と戦い撃退します。 しかし残念な事に10代の頃に花山法皇の袖を矢 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 藤原純友(ふじわらすみとも) 【893年~941年(平安時代)】 瀬戸内海で海賊行為を行い暴れ回った藤原純友の軍は本拠地の伊予を朝廷軍に制圧されると、 筑紫に逃れ大宰府を襲い観世音寺で略奪を行います。 しかし博多湾で朝廷軍に破れ伊予に逃げ戻りますが、 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 大蔵春実(おおくらはるざね) 【?年~?年(平安時代)】 前漢高祖・劉邦、後漢光武帝・劉秀の血を受け継ぐといわれる人物で朝廷より「藤原純友の乱」の平定に派遣されます。 乱の平定後は大宰府南方の原田に屋敷を置き大宰大監(だざいだいかん)に就任します。そ […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 小野好古(おのよしふる) 【884年~968年(平安時代)】 伊予の本拠地を奪われた藤原純友が大宰府を襲うと朝廷から平定を命じられた小野好古は九州に入り博多湾で純友軍と戦い撃破します。 櫛田神社に祀られる三神の内、素盞嗚大神(スサノウノミコト)は […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 味酒安行(うまさかやすゆき) 【?年~?年(平安時代)】 味酒安行は菅原道真の配流に従った人物です。道真の死去後は遺骸を牛車に乗せて安楽寺へ運び埋葬し、翌年には祠廟を創建します。 この味酒安行が立てた祠廟が後の太宰府天満宮で、現在では沢山の参拝客、観 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 菅原道真(すがわらみちざね) 【845年~903年(平安時代)】 菅原道真は優れた才能で朝廷での位を次々に進めますが、藤原時平の画策により大宰府へ配流されます。 そして翌年には京都より伴った幼い子供が亡くなり、京都からは妻の死の知らせが入ります。 そ […]
2023年5月15日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 福岡人物伝 小野岑守(おのみねもり) 【778年~830年(平安時代)】 平安初期の政治家で伝説の詩人・小野篁(たかむら)の父親になります。文人でもあり「凌雲集」「日本後紀」の編纂にもあたります。大宰大弐として着任した際、道端に行き倒れた人々を目の当たりにし […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 意外な人物伝 「刀伊の海賊」を撃退した男 (1019年) -暴れん坊中納言・藤原隆家- 「東(あづま)男に京女」なんて言葉がありますが粗野粗暴のイメージは東男だけの特権ではないようで、意外なことに平安時代の京男にも結構な豪傑がいたようです。 その人の名を藤原隆家といいます。父親 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 上杉鷹山の祖は筑前人? (941年) -大蔵春実、「藤原純友の乱」を鎮圧す- 「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」 (「やればできる。やらないと事は成せない。やれないのはその人がやれないのではなく、やらないからだ。」) と言った […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 「白村江の戦い」の帰還兵・博麻 (690年) -自らを売った兵士- 大伴部博麻(おおともべのはかま)は現在の八女市上陽町の出身で663年の「白村江の戦い」に出征し、唐軍の捕虜となります。 翌年には土師富杼(はじのほど)ら4名が唐人の計画を朝廷に知らせようと帰国を考え […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 佐伯常人(さえきつねひと) 【?~?(奈良時代)】 奈良時代中頃の武人で740年の「藤原広嗣の乱」を平定するために派遣された人物です。「板櫃川の戦い」では川を挟んでの藤原広嗣との論戦で広嗣に大儀がないことを指摘し、広嗣に兵を引かせています。
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 藤原広嗣(ふじわらひろつぐ) 【?~740年(奈良時代)】 藤原広嗣は藤原鎌足の曾孫に当たります。 当時の朝廷内で有力者だった父親や伯叔父たち(藤原四兄弟)が天然痘で次々に死去すると脱藤原政権を目指す橘諸兄が台頭します。 諸兄は唐留学の経験を持つ玄昉 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 吉備真備(きびまきび) 【695年~775年(奈良時代)】 奈良時代に安倍仲麻呂や玄昉と共に唐に派遣された留学生です。時の権力者の橘諸兄(たちばなもろえ)の元で改革を進めたものと思われますが、しかし何があったのか突然、筑前守として左遷されます。 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 玄昉(げんぼう) 【?~746年(奈良時代)】 藤原氏の有力者たちが当時に流行した天然痘で次々に死去すると橘諸兄(たちばなもろえ)が権力を担い脱藤原氏の体制を目指します。 唐留学僧・玄昉(げんぼう)はそのような状況で僧正に任じられますが大 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 鑑真和尚(がんじんわじょう) 【688年~763年(奈良時代)】 5度の渡航に失敗し、6度目の渡航で来日を果たした唐の高僧です。観世音寺で日本初の授戒を行い、8年後にその地に戒壇院が建立されます。
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年9月16日 kento 福岡人物伝 道君首名(みちのきみおびとな) 【662年~718年(奈良時代)】 朝廷の官僚として「大宝律令」の選定に参加し、51歳の頃に新羅大使として1年ほど赴任します。 そして帰国した首名は筑後や肥後の施政を任され、果物や野菜の栽培、畜産を促進、灌漑対策など農政 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 佐伯連男(さえきのむらじおとこ) 【?~?(飛鳥時代)】 「壬申の乱(672年)」で大友皇子の意を受け筑紫に派遣され、筑紫率の栗隈王に援軍を出すよう命令した人物です。栗隈王がこれを拒否したため佐伯連男は栗隈王を斬ろうとしますが、護衛が栗隈王のそばから離れ […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 福岡人物伝 栗隈王(くるくまおう) 【?~676年(飛鳥時代)】 「白村江の戦い」から四年後、668年7月に栗隈王は防備が整いつつあった筑紫に赴任し筑紫率(つくしのかみ)の地位につきます。 その後、翌1月には蘇我赤兄(そがあかえ)が筑紫宰(つくしのかみ)に […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 中大兄皇子(なかのおうえのおうじ) 【626年~672年(飛鳥時代)】 645年の「乙巳の変(いっしのへん)」で蘇我入鹿を暗殺し、政権を掌握します。 その後、新羅・唐の連合軍に百済が滅ぼされると百済復興の軍を起こしますが、日本軍は「白村江の戦い」で 破れた […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 kento 福岡人物伝 斉明天皇(さいめいてんのう) 【?~530年(飛鳥時代)】 中大兄皇子の母親で重祚(二度以上、天皇の地位に在位すること)した初めての天皇です。 二代前の皇極天皇の時に皇子の蘇我入鹿暗殺を目の当りにし退位を決意しますが、 再び斉明天皇として皇位に就き、 […]