2023年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年5月22日 kento 福岡人物伝 豊臣秀吉(とよとみひでよし) 【1537年~1598年】 織田信長の部下として頭角を現した秀吉は、信長の死後その領地をほぼ継承し、四国を手中に収めると次に九州平定に着手します。 そして1587年に島津義久を降すと筑前へ戻り、「博多町割」と呼ばれる復興 […]
2023年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 男装の漢詩人・原采蘋 (江戸時代末期) -酒豪の女流詩人- 福岡では幕末維新期に男装の女医・高場乱が登場しますが、一世代前の1798年にもう一人の男装の漢詩人・原采蘋(はらさいひん)が秋月に生まれています。 父親は甘棠館で亀井南冥に学んだ原古処で、秋月藩の儒学 […]
2023年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 自由の気風の「亀井塾」 (1762年) -昭陽先生と生徒たち- 「漢委奴国王」の金印を鑑定した父・亀井南冥(なんめい)の後を継ぎ、私塾「亀井塾」を起した昭陽先生はある日、近隣・若者組の神事用・幟(のぼり)の揮毫(きごう)を快く引き受けますが、数日後、そのお礼に […]
2023年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 益軒は損軒だった! (1700年) -益軒先生の号について- 益軒先生は若き頃に藩主・黒田忠之より怒りを買い、浪人生活を送ります。数年後に許され帰藩しそれから44年間、黒田藩に仕え「黒田家譜」を著し、また藩内の教育や施政に携わりますが、その間の号はなんと「 […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 kento 福岡人物伝 小早川隆景(こばやかわたかかげ) 【1533年~1597年】 毛利元就の三男で、戦国時代の「多々良浜の戦い」では大友氏の猛将・戸次鑑連(べっきあきつら)とも戦っています。 秀吉の九州平定後は北部九州を任せられ、博多の北方5㎞の多々良川河口に名島城を築きま […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 大友宗麟(おおともそうりん) 【1530年~1587年】 豊後の守護大名で、最盛期には豊前、筑前、筑後から肥後の北部までを手中に収めます。 政治的な駆引きや武将としての能力は高かったようですが、 性格的に強引な面があったのか、配下の武将が各地で反乱を […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 高橋鑑種(たかはしあきたね) 【1529年~1579年】 一萬田氏の出で大友宗麟の有力武将。筑前・高橋家に養子として入り宝満城を任され、支城の岩屋城を築きます。 1567年、筑前侵攻を目指す毛利元就の調略により反旗を翻します。 しかし後方を撹乱された […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 kento 福岡人物伝 立花道雪(たちばなどうせつ) 【1513年~1585年】 大友氏の猛将で、反旗を翻した立花鑑載(たちばなあきとし)を降して立花山城に入場するまでは戸次鑑連(べっきあきつら)の名で知られています。 毛利氏と連携した筑前の秋月、高橋、筑紫氏らが抵抗の兵を […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 kento 福岡人物伝 毛利元就(もうりもとなり) 【1497年~1571年】 主家・大内氏を倒した陶晴賢(すえはるかた)を「厳島の戦い」で破り、大内氏の地盤を手にすると次に筑前へ進出し大友宗麟と対立します。 元就は宗麟に父を殺された秋月種実に兵を与え秋月に帰還させた上、 […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 kento 福岡人物伝 懐良親王(かねながしんのう) 【1329年~1383年】 後醍醐天皇の皇子で、薩摩から九州へ上陸し南朝側の菊池武光に迎えられ肥後北部の菊池に征西府を開きます。 その後、菊池氏の武力を背景に1361年に大宰府を攻略し九州をほぼ制圧します。 この頃、創生 […]
2023年5月21日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 kento 福岡人物伝 今川了俊(いまがわりょうしゅん) 【1326年~1420年】 渋川氏に代わり九州探題に命じられると長門の大内氏の協力を得て九州に上陸します。 そして菊池武光を筑前より追い落とし12年ぶりに大宰府を南朝勢力より奪い返します。 しかし九州探題に筑前支配の主導 […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 菊池武光(きくちたけみつ) 【1319年~1373年】 菊池武時の十男で、母親方の後ろ盾がなかったためか十三代頭主の兄・菊池武重の没後、弟の武士(たけし)にその座を譲ります。しかし公卿の娘の子であった武士は武力、統率力に欠けたのか頭主の座を廃されて […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 一色範氏(いっしきのりうじ) 【?~1369年】 「多々良浜の戦」に勝利した尊氏に九州探題を命じられた一色範氏はそのまま筑前に残りますが、 これに「筑前に二人の主は要らず」と反発したのが少弐頼尚で両者は争うことになります。 この武家派同士の戦いに乗じ […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 菊池武敏(きくちたけとし) 【?~1341年】 菊池武時の九男。京都より落ちてきた足利尊氏が九州に上陸した情報を掴むと、阿蘇惟直と共に肥後より攻め上ります。 そして少弐氏の有智山城を攻め落とし父・武時の仇、少弐貞経を自害させます。 しかし貞経の嫡子 […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 阿蘇惟直(あそこれなお) 【?~1336年】 足利尊氏が九州に上陸すると菊池武敏と共に筑前へ攻め上り、多々良浜で尊氏軍と激突します。 しかし戦いに敗れたため山越えで佐賀方面へ撤退を試みますが、小城の千葉氏の攻撃を受け天山付近で自害しました。 のち […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 足利尊氏(あしかがたかうじ) 【1294年~1372年】 後醍醐天皇に反旗をひるがえした足利尊氏は、北畠、新田、楠木軍に破れ、海路九州に落ち延びます。 これを知った菊池武敏・阿蘇惟直は肥後より北上し尊氏打倒を目指しますが、尊氏はこの軍を「多々良浜の戦 […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 少弐頼尚(しょうによりなお) 【1294年~1372年】 少弐貞経の嫡男。九州に落ちた足利尊氏を下関で出迎え京の戦で敗れた尊氏を励ましたといわれます。 そして父・少弐貞経を討った菊池武敏を尊氏と共に「多々良浜の戦い」で破り、肥後に追います。 しかし二 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 菊池武時(きくちたけとき) 【1292年~1333年】 鎮西探題・北条英時の呼びかけで博多に参陣した肥後の菊池武時はこれを好機と捉え鎮西探題打倒の旗を揚げ北条英時の探題へ討ち入ります。 しかし探題打倒の密約を交わしていた少弐、大友両氏は探題側につき […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 島津貞久(しまづさだひさ) 【1269年~1363年】 「元弘の乱」で少弐貞経、大友貞宗と共に鎮西探題・北条英時を攻め滅し、「多々良浜の戦い」では足利軍に属して戦います。 島津氏は少弐氏、大友氏と共に鎌倉時代に守護を命じられ少弐氏は九州北西部、大友 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 大友貞宗(おおともさだむね) 【?~1334年】 「元弘の乱」で北条英時の鎮西軍と共に鎮西探題に討入った菊池武時を敗死させますが、 その2ヵ月後には少弐貞経と共に北条英時を攻め滅ぼし最後の北条氏の勢力を殲滅します。そしてその7ヶ月後には貞宗自身も急死 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 福岡人物伝 少弐貞経(しょうにさだつね) 【1272年~1336年】 「元弘の乱」では菊池武時の決起要請の使者を切り捨て、翌日には北条英時の鎮西軍と共に鎮西探題に討入った菊池武時を敗死させます。 そして、その2ヵ月後には大友貞宗と共に北条英時を攻め滅ぼし最後の北 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 北条英時(ほうじょうひでとき) 【?~1333年】 最後の鎮西探題で足利尊氏の正妻・登子の兄。「元弘の乱」で動揺する九州の御家人を博多の鎮西探題に呼び集め収拾に務めようとしますが、 博多に入った肥後の菊池武時は鎮西探題打倒を目指し探題を襲います。 この […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 草野経永(くさのつねなが) 【?~?】 筑後の御家人で父・草野永綱(くさのながつな)と共に「弘安の役」に参陣します。 博多湾に悠々と停泊する元の船団を目の当たりにした経永は「何とか一泡吹かしてやろう」 と2艘の小船に郎党を分乗させると夜陰に紛れて元 […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月20日 kento 福岡人物伝 河野通有(こうのみちあり) 【1250年~1311年】 伊予の御家人で「弘安の役」に博多湾岸警護に参陣します。 河野の軍は防塁を背に陣を張り元軍に怯るまない姿勢を見せました。 この陣は「河野の後築地(うしろついじ)」と評判になり日本軍の意気高揚につ […]
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月19日 kento 福岡人物伝 竹崎季長(たけざきすえなが) 【1246年~?(鎌倉時代)】 肥後の竹崎季長は文永・弘安の役に参陣し奮戦します。 戦後は「蒙古襲来絵詞」を残しますが、現在ではこの絵巻が戦役の重要な資料となっています。
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月18日 kento 福岡人物伝 少弐景資(しょうにかげすけ) 【?~1285年(鎌倉時代)】 少弐資能の三男で、少弐経資の弟。元寇の役では日本軍の中心人物として奮戦しますが、 戦後、鎌倉で「霜月騒動」が起こるとその余波を受け兄・経資に岩門城を攻められ自害します。 現在、那珂川町山田 […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 福岡人物伝 安達盛宗(あだちもりむね) 【?~1285年(鎌倉時代)】 鎌倉の「霜月騒動」で自害した安達泰盛の子で「弘安の役」の戦後処理を行なっていましたが、 「霜月騒動」の余波を受け少弐経資に博多で討たれたとも、少弐景資の岩門城で討死したともいわれています。
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 福岡人物伝 少弐経資(しょうにつねすけ) 【1225年~1292年(鎌倉時代)】 少弐氏の嫡男で元寇では弟の景資と共に奮戦します。「弘安の役」では博多湾から壱岐へ移動した元軍を追撃し壱岐から駆逐しますが、 この戦いで父・資能と長男・資時を亡くしています。 戦後、 […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 明史・秀吉伝 (1592年) -中国から見た豊臣秀吉像- 中国の清の時代に書かれた「明史」には豊臣秀吉の事が描写されていますが、概要は次の通りです。 日本国王の下に関白の信長という者がいた。信長はある日、鷹狩りに出かけたが、その時、木の下に寝転んでい […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月23日 kento 意外な人物伝 野上一閑と三奈木弥平次 (1581年) -原鶴の一騎打ち- 大友氏が島津氏に大敗を喫した耳川の戦いから3年、筑後平野では秋月氏や龍造寺氏が弱体化する大友配下の諸城に攻めかかります。これに大友宗麟は救援の軍を送りますが、この兵の中に野上入道一閑という豪傑がおりま […]