2023年6月25日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 北九州地区 伊能忠敬測量記念碑と常盤橋 -北九州市小倉北区京町- 伊能忠敬測量200年記念碑 江戸時代の測量家伊能忠敬は、50歳で商家の家業を長男に譲り第二の人生を志し、天文・暦学を学ぶ。寛政12(1800)年、55歳の時江戸より蝦夷地に向け測量 […]
2023年6月23日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 北九州地区 門司城跡 北九州市門司 門司城(門司関山城・亀城) 門司城は、最初平知盛が源氏との合戦にそなえて、長門国目代紀井通資に築城させた といい伝えられている。 寛元二(1244)年、下総前司親房 […]
2023年6月23日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 北九州地区 荒生田神社の由緒 -北九州市八幡東区- 当荒生田神社は二つの社が合併して出来た神社である。 明神社は字川ノ上(現在八王子橋付近の山にあり、天平十二年(西暦740) 板櫃川の戦で敗れた藤原広嗣の霊を祀った。初祀の […]
2023年6月21日 / 最終更新日時 : 2023年6月23日 kento 幕末・維新 不落の柳川城炎上す (1872年) 1873年(明治5年)、不落の城と呼ばれた柳川城から出火し城郭は焼け落ちます。 出火の原因は公式には不明とされていますが、地元民の間では、この炎上が放火によるものらしいという話が伝わっている様です。 この事件の前年の明治 […]
2023年6月21日 / 最終更新日時 : 2023年9月9日 kento 幕末・維新 二卿事件-久留米藩難- (1871年) 明治初期の反政府騒乱は、1874年、明治7年の「佐賀の乱」、明治9年の「神風連の乱」、「秋月の乱」、「萩の乱」、明治10年の「西南戦争」と続きますが、「二卿事件」という出来事が、これより以前の明治4年に発生しています。 […]
2023年6月20日 / 最終更新日時 : 2023年6月20日 kento 幕末・維新 真木和泉-禁門の変- (1864年) 1863年、8月18日の政変で会津・薩摩の両藩に追われた長州藩は京都を去りますが、長州藩士と共に攘夷活動を行っていた真木和泉も七卿の護衛をし長州へ落ち延びます(七卿落ち)。翌年7月に長州藩は兵を挙げ再び京都へ向いますが、 […]
2023年6月19日 / 最終更新日時 : 2023年6月19日 kento 幕末・維新 平野國臣の倒幕活動 (1858~1864年) 平野國臣が歴史の表舞台に登場するのは、1858年の「安政の大獄」で幕府に追われる僧・月照の警護役で薩摩藩まで付き添った時だと思われます。結局、薩摩藩は月照を受け入れず、西郷隆盛は月照と共に錦江湾へ入水します。西郷は助けら […]
2023年6月19日 / 最終更新日時 : 2023年6月19日 kento 江戸 寛政異学の禁 (1790年) 各地で藩校が開設された田沼意次の開放政策時代を経て松平定信は1787年より「寛政の改革」を行います。 質素倹約、文武奨励を柱とする政策は学派統一の方針にも向かい、儒学の講義を朱子学に絞り陽明学や古学などの儒学を禁じます。 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 江戸 山田堰の建造 (江戸時代中期) 朝倉市山田にある山田堰は筑後川の北側の農地に農業用水を取水するため江戸時代に130年ほどかけて建造されました。 山田という土地(筑後川の北側の地域)は筑豊地区と筑後平野を隔てる山地の裾野に当たり、高低差で筑後川の豊富な水 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 江戸 巌流島の決闘 (1612年) 関ヶ原の戦いで天下の大勢が決すると西軍だった豊前小倉の主・毛利勝信は改易され、豊前には細川忠興が入ります。そして細川家はその約20年後に加藤清正の子・忠広が改易された肥後に移ります。それに代わり豊前小倉には徳川家譜代大名 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 豊臣秀吉の筑前一夜城 (1567年) -戦わずして人の兵を屈す- 島津氏の九州制覇を阻止すべく1587年、豊臣秀吉は二十数万の軍を九州に上陸させ、自らも九州に乗込み小倉から行橋をまわって筑豊に入り、島津方の秋月種実の城を攻略します。秀吉軍の勢い […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 岩屋城の戦い (1586年) 1578年「耳川の戦い」(日向)で島津義久に大敗した大友宗麟は、徐々に九州北部へ追い詰められます。8年後の1586年4月、島津を防ぐ手立てをなくした大友宗麟は、大阪城で豊臣秀吉に謁見し救援を求めることになります。 九州平 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 高橋と筑紫の和約 (1586年) 大内氏が滅亡した後の「筑前騒乱」は、毛利氏の二回の筑前進行(1557年、1567年)及び、大友氏の耳川での大敗(1578年)を起因として三度起こっています。筑前南東部(朝倉市秋月)に城を置く秋月氏と肥前南東部(鳥栖市北部 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 蒲池氏の滅亡 (1581年) 「本能寺の変」が起こる一年前の事、筑後では古豪・蒲池氏が滅んでいます。この蒲池氏の滅亡を書くに当り、触れなければならないのが佐賀の龍造寺氏の事になります。 1534年、肥前で大内義隆の侵攻を辛うじて防戦する少弐資元は、「 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月9日 kento 戦国 鷲ケ岳城の攻防 (1579年) 1578年11月「耳川の戦い」で大敗を喫すると大友氏の筑前筑後の支配は大きく揺らぎ始め、秋月種実と筑紫広門は大友氏に対する敵対心を顕にします。 その翌年の10月、広門は龍造寺氏の将、大田兵衛(おおたひょうえ)の兵と共に、 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 耳川の戦い-筑前・筑後- (1578年) 同族間で争いを繰り広げていた島津氏は貴久が頭主になると、周辺豪族を従え勢力を拡大します。日向の伊東氏も「木崎原の戦い(1572年)」で貴久の子・島津義久に破れ、5年後には日向を奪われ豊後大友氏の元へ逃れ救いを求めます。こ […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 休松の戦い (1567年) 毛利氏は周防長門を平定し次に東の尼子氏を倒すと、大内氏の領した筑前を取り戻すため動き出します。 1567年8月、筑前では毛利氏の支援を受けて秋月種実が大友氏に反旗を翻します。これに対し、大友宗麟は戸次鑑連(べっきあきつら […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 kento 戦国 毛利氏の筑前侵攻 (1557年~) 厳島で陶晴賢(すえはるかた)を破り、大内義長を長門で自刃させた毛利元就は次に、大内氏の支配した貿易港・博多を取り戻すべく豊前、筑前の攻略を開始、まず大友氏へ不満を持つ豊前、筑前、肥前の豪族へ密使を送り反大友の動きを扇動し […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 kento 戦国 名家衰退 (1533年~) 南北朝時代が終わると、今川了俊は帰京の命が下され九州を去ります。代わって九州探題には足利家一門の渋川氏が任命されるのですが、探題と反りの合わない筑前守護の少弐氏は渋川氏と戦いこれを筑前より追います。しかしこの事が、大内氏 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 戦国 北部九州戦国年表 (1530年~1621年) 以下に筑前、筑後、肥前を中心とする戦国時代の年表を記載します。 ■戦国年表■ 1530年 少弐方の龍造寺家兼・鍋島清久らが肥前攻略を目指す大内氏を「田手畷(たでなわて・吉野ヶ里町田手)の戦い」で破り筑前に追 […]
2023年6月17日 / 最終更新日時 : 2023年6月17日 kento 戦国 北部九州戦国史 (戦国時代) 室町後半から戦国初期にかけては筑前を手中に収め、北部九州で勢力を拡大する大内氏と筑前守護を自負する少弐氏の抗争が激化します。少弐氏は苦戦を強いられ肥前に追われますが、配下の龍造寺氏の活躍でどうにか対面を保ちます。しかし、 […]
2023年6月13日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento 南北朝・室町 九州南北朝年表 (1336年~) 九州での南北朝の混乱は60年近く続きます。1392年に両朝が統一し、この戦乱は一旦収まるかに見えました。しかし、今川氏が九州を去った後には豊前、筑前へ大内氏が触手を伸ばします。このため騒乱は応仁の乱を経て戦国時代まで続き […]
2023年6月12日 / 最終更新日時 : 2023年6月12日 kento 平安 芦屋から壇ノ浦へ (1183年~1185年) 豊後の緒方氏の兵に大宰府を追われた平家一門は博多の東の箱崎を抜け、そこから東の海岸沿いに遠賀川河口の山鹿へ向かいます。 山鹿といえば熊本県山鹿市が有名なのですが、福岡県遠賀郡の芦屋町にも山鹿という土地があり平家物語に出て […]
2023年6月12日 / 最終更新日時 : 2023年6月12日 kento 平安 筑後竹野の戦い (1183年) 木曽義仲に都を追われた平家一門は大宰府に入りますが、都府楼は鎮西反乱で焼け落ちていたため安徳天皇は原田種直の屋敷に入ったといわれます。そのためすべての平家の人々が屋敷に入り切れず、末端の人々は野宿同然の生活を強いられたよ […]
2023年6月12日 / 最終更新日時 : 2023年6月12日 kento 平安 鎮西反乱 (1180年~1185年) -治承・寿永の乱- 1180年の後白河天皇の第三皇子の以仁王(もちひとおう)の令旨(りょうじ)により、日本各地で平家に対する募る不満が爆発します。京では源頼政が以仁王に従い、伊豆では源頼朝、木曽では源義仲が挙兵します。 […]
2023年6月11日 / 最終更新日時 : 2023年6月11日 kento 奈良 怡土城の築城 (756年) 怡土城(いとじょう)は奈良時代に、高祖山(たかすやま)に築かれた山城になります。高祖山は福岡市西区と糸島市を隔てる位置にあり、鎌倉時代には筑前の古豪、原田氏の居城となっています。 続日本紀には「756年6月怡土城築城を始 […]
2023年6月11日 / 最終更新日時 : 2023年6月11日 kento 奈良 梅花の宴 (730年) 元号「令和」の元となった「梅花の宴」は730年の大宰帥・大伴旅人の邸宅で行われました。 「梅花の宴」といえばなんか貴族のほのぼのとした詩会が想像されるのですが、原文でも宴会となっているようで実際は新年の飲み会だったのかも […]
2023年6月11日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 kento 奈良 奈良時代の権力闘争 (716年~775年) 奈良時代というと個人的には ほのぼのとしたイメージが強いのですが、かって文豪が書いた「兎角にこの世は住みにくい」という言葉の如く、この時代も他の時代を凌ぐ熾烈な権力闘争が繰り広げられていました。 729年、時の実力者の長 […]
2023年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento Fアイテム 中山鹿之介の陣鐘? (明治時代) -国宝・西光寺の梵鐘- 明治30年(1897年)頃の事、早良内野の西光寺の檀家衆はお伊勢参りに出かけます。その帰途、大阪に泊まった一行が街中を散策中、一人の檀家が古物商の軒先に雨ざらしになった梵鐘に目を止めます。汚れた上 […]
2023年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento Fアイテム 「漢委奴国王」印は本物? (1784年) -なぬ~金印には贋物説があった?- 江戸時代に志賀島から発見された「漢委奴国王」印には、意外にも当時より贋物説があったという事です。1700年を経て無傷で発見された奇跡に、疑問の声を上げる人々があっても仕方のない事なのか […]