2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月23日 kento 意外な人物伝 野上一閑と三奈木弥平次 (1581年) -原鶴の一騎打ち- 大友氏が島津氏に大敗を喫した耳川の戦いから3年、筑後平野では秋月氏や龍造寺氏が弱体化する大友配下の諸城に攻めかかります。これに大友宗麟は救援の軍を送りますが、この兵の中に野上入道一閑という豪傑がおりま […]
2023年5月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 意外な人物伝 筑前にも超能力者がいた? (文明年間) -筑前に存在した幻術師・火亂- 「三国志演義」には于吉(うきつ)、華佗(かだ)、左慈(さじ)などの特殊な能力を持った人物が登場しますが、日本の戦国時代にも果心居士(かしんこじ)という不思議な能力を持った人物が現れ、信長や […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月27日 kento 意外な人物伝 日本国王・良懐とは誰? (1370年) -明の抗議に応対した親王- 時は南北朝の時代、後醍醐天皇の皇子・懐良親王(かねながしんのう)は菊池武光の支援を得て1361年に大宰府を奪い、九州の北朝勢力をほぼ制圧します。この懐良親王、菊池武光の活躍に隠れてなかなか人間 […]
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 落武者尊氏、筑前で復活! (1336年) -多々良浜の戦いは多勢に無勢?- 後醍醐天皇軍との戦いで形勢不利となった足利尊氏は一旦京都から落ち 1336年2月下旬に九州に入ります。しかし、それも束の間3月2日には肥後から攻め上ってきた天皇方の菊池・阿蘇軍と博多東方 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 kento 意外な人物伝 「刀伊の海賊」を撃退した男 (1019年) -暴れん坊中納言・藤原隆家- 「東(あづま)男に京女」なんて言葉がありますが粗野粗暴のイメージは東男だけの特権ではないようで、意外なことに平安時代の京男にも結構な豪傑がいたようです。 その人の名を藤原隆家といいます。父親 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 上杉鷹山の祖は筑前人? (941年) -大蔵春実、「藤原純友の乱」を鎮圧す- 「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」 (「やればできる。やらないと事は成せない。やれないのはその人がやれないのではなく、やらないからだ。」) と言った […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月27日 kento 意外な人物伝 「白村江の戦い」の帰還兵・博麻 (690年) -自らを売った兵士- 大伴部博麻(おおともべのはかま)は現在の八女市上陽町の出身で663年の「白村江の戦い」に出征し、唐軍の捕虜となります。 翌年には土師富杼(はじのほど)ら4名が唐人の計画を朝廷に知らせようと帰国を考え […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 巌流島は豊前領だった! (江戸時代) -現在の島の住人は?- 宮本武蔵と佐々木小次郎が対決した巌流島は山口県の観光名所として有名ですが、江戸時代は豊前小倉藩の領地だったということです。これは「関ヶ原の戦い」で敗れ徳川家より本州の西の片隅に押し込められて不満を […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 筑前のUMA (1809年) -放火し味噌を食い荒らす奇獣「だつ」- 「金印」や「日本号」を所蔵する福岡市博物館には明治初期に書かれた「旧稀集(きゅうきしゅう)」という書物が所蔵されています。 この本は博多中洲の庄林半助という箱曲物細工師(弁当箱や柄 […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 筑後川の鵜飼の事 (明暦以前) -昔は瓢箪で鵜飼?- 江戸時代の初期頃までの筑後川の鵜飼漁は船は使わず泳いで漁を行っていたようです。 「江戸時代の初期頃までは漁師は大きな瓢箪を背につけてよりかかり、水にうかんで、右の手にススキの松明を持ち、左の手で2~ […]
2023年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento カテゴリー 万葉歌の意外な解釈 (1703年) -御笠の森に関する逸話- 思はぬをおもふといはば大野なる美笠の森の神ししるらん この歌は奈良時代に大宰大監(筑紫の警察長官)であった大伴百代(おおともももよ)の詠んだ万葉歌で、一般的に次のような解釈がされています。 「愛 […]
2023年5月11日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? なぬ!!「ういろう」の元祖は? (室町時代) -妙楽寺「ういろう」の碑- 「ういろう」の本場と言えば名古屋、小田原、京都、山口、九州では宮崎などいろんな説があるようですが、なんと「ういろう」の元祖は博多の妙楽寺にありました。妙楽寺の境内には「ういろう伝来之地」の碑が […]
2023年5月11日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 「大刀洗」地名の由来 (1358年) -「関ヶ原」に並ぶ大合戦「筑後川の戦い」- 1358年「関ヶ原の戦い」「川中島の戦い」と並び称せられる「筑後川の戦い」が起こり、少弐、大友を中心とする北朝軍と懐良親王、菊池を中心とする南朝軍が筑後川の北側で激突します。 […]
2023年5月11日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 文永の役に神風は吹いたか? (1274年) -元軍が消えた理由は?- 1274年10月19日に博多湾に押し寄せた元軍は10月20日に百道、博多、箱崎と各地で暴れまわりますが、翌21日には博多湾より消え去ります。 この「文永の役」での元軍の撤退に関しては色々な説があ […]
2023年5月9日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 博多の人魚伝説 (1222年) -消えてなくなった人魚塚- 博多冷泉町にある竜宮寺には人魚の物と言われる骨が安置され、「人魚伝説」が伝えられています。 鎌倉時代の1222年、博多津(冷泉津)で150m(異説あり)に近い巨大な人魚が捕らえられ、櫛田神社に […]
2023年5月9日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 太宰府天満宮の由来 (903年) -天満宮の牛の像はなぜ座り込んでるの?- 大宰府へ左遷された2年後の903年、道真公は失意の中、病のため死去します。門弟の味酒安行(うまさけのやすゆき)が遺骸を牛車に乗せて運んでいると、車を曳く牛が急に座り込んで動かなく […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? もう一つの都 (古墳~奈良) -豊津とその周辺の史跡- 豊前国府中門跡 福岡の古都といえば誰もが大宰府を思い浮かべるに違いないのですが、福岡にはもう一つの古都が存在します。 それが京都郡みやこ町・豊津とその周辺の地域になり […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 kento それってホント? 起きたら家が動いてた!? (687年) -筑紫の大地震- 天武天皇の時代の687年12月ある夜半、筑紫で大地震が起こります。地面には6m程の幅で1km近くに渡って亀裂が入り、多くの民家が被災しました。 丘の上にあったある農家は斜面が崩れ、家が大きくズレ落ちるも […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2024年4月13日 kento それってホント? 福岡にも長城があった! (664年) -グーグルアースでも見れる「水城」跡- 664年、白村江の戦いで敗れた中大兄皇子は、唐、新羅の連合軍の反撃となる九州進攻に備え、博多の那の津にあった大宰府(官家)を現在の位置に移し、その防衛線として四王寺山から那珂川方面 […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 蜷城(ひなしろ)の由来 (300年代) -カワニナの城と二つの玉- 朝倉市林田にある美奈宜(みなぎ)神社にはその地域の呼び名「蜷城(ひなしろ)」の由来が伝えられています。 大昔、ここはよく肥えた豊かな地でしたが、古処山に羽白熊鷲と言う者があり、時々山を下りてき […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 漢委奴国王印の鈕は駱駝? (57年) -金印の取っ手は蛇ではなかった- 金印「漢委奴国王」の鈕(ちゅう・印のつまみの部分)は駱駝(らくだ)を蛇に改造したものではないかという説があるようです。言われてみれば蛇というよりは駱駝に近い様な気がしないでもありません。 […]
2023年5月7日 / 最終更新日時 : 2023年8月21日 kento それってホント? 徐福伝説は福岡にもあった? (BC210年頃) -天山(あまやま)の童男丱女岩- 徐福は秦の始皇帝より「延年益寿」の薬を探すように命を受け、若い男女3000人と五穀の種、工匠たちを引きつれ出航し蓬萊山へ向かうが、その後、徐福は広い土地を得て王となり始皇帝の元に戻ってく […]