2023年9月16日 / 最終更新日時 : 2024年3月11日 kento 更新履歴 【記想録】相去ること霄壤なり 己を返みる者は、事に触れみな薬石と成る。人を尤(とが)むる者、念を動かせばすなわちこれ戈矛(かぼう)。一は以って衆善の道を闢(ひら)き、一は以って諸悪の源を濬(さら)う。相去ること霄壤(しょうじょう)なり 『菜根譚』 [ […]
2023年9月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月23日 kento 更新履歴 【記想録】一物を多くすれば・・・ 一物を多くすれば斯に一事を多くし、一事を多くすれば斯に一累を多くす 『言志録』 […本文へ]
2023年7月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月23日 kento 更新履歴 【記想録】海舟の読書の勧め 海舟曰く「若い時は本が嫌いで手紙でも書きはしなかった。もと剣術遣いの方だからネ。四年ほど押し込められてる時に、隙(ひま)でしょうがないから読書したのサ。朝は西洋サ。昼は漢書。夜は日本の雑書でたいてい読んだよ。もう四年もや […]
2023年7月15日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】己に在るものを恃むべし 士は当(まさ)に己に在るものを恃(たの)むべし。動天驚地、極(きわ)めて大事の事業も、亦(また)都(す)べて一己より締造す 『言志録』 […]
2023年5月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】麻生家信の事 筑前国続風土記の古城古戦場三「内藤陣山」には現在の北九州市一帯に勢力を張った麻生氏の嫡男・麻生家信の事が次の通り書かれています。 或る時、秘蔵の名馬、絆綱(はなずな)をはり切、城中より敵陣に駆入むとす。家信此由(このよし […]
2023年4月30日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】二天記・巌流島の戦い 日高まるまで武蔵、寝て起きず。 宿の亭主は起きてこない武蔵を心配して「辰の刻になりましたが・・・」と伝えます。そこへ小倉より催促の飛脚が来ます。 舟渡りの事、時刻引き延ばしこれ無き様に参るべし。小次郎も先刻渡りたり。 『 […]
2023年4月30日 / 最終更新日時 : 2024年2月11日 kento 更新履歴 【記想録】七年一変の説 ワシはもと西洋人の言うた七年一変の説ネ。アレを信じているのだ。どうも七、八年ないし十年にして人心が一変するよ。 『新訂海舟座談』 […本文へ]
2023年4月29日 / 最終更新日時 : 2023年12月23日 kento 更新履歴 【記想録】勝先生は殺生を好まず 害をしない鳥が自分の山で面白く遊んでいるのをむやみにぶち殺して、何がおもしろいのだエ、こっちは長崎で銃猟に誘われて出たが、いつでもねらいをはずして、一羽もころしたことはなかったヨ。 『新訂海舟座談』 […]
2023年4月23日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】当に人情を斟酌し 政(まつりごと)を為す者は但(ただ)当(まさ)に人情を斟酌(しんしゃく)し之の操縦を為す。之を禁不禁の間に置き、其れを過甚(かじん)に至らざらしむ。是(これ)も亦(また)時の政然(しかり)りと為す。 『言志録』 [ […]
2023年4月22日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】武蔵と伊織の出会い 武蔵が出羽を旅していた時の事、正法寺原辺りでドジョウを桶に入れた十三四の少年と出会います。空腹の武蔵は、そのドジョウを何匹か所望するも、少年は笑って桶ごと武蔵に渡し去って行きました 『二天記』 […]
2023年4月13日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】勝と伊藤博文 伊藤さんは、始めチョイチョイお出でしたが、何でしたか、中ゴロから、フイと疎遠におなりでした。それで、伊藤サンのお出のうちは、枢密へのお出も少ないというようなワケで、「己(おれ)の事を、ホラフキだと言うソウなが、アッチの方 […]
2023年3月24日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】能く人を容れる者にして 能(よ)く人を容(い)るる者にして、而(しか)る後、以て人を責むべし。人も亦(また)其(その)の責を受く。人を容るること能(あた)わざる者は人を責むること能わず。人も亦其の責を受けず。 『言志録』 […]
2023年3月11日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 kento 更新履歴 【記想録】苦は楽の種、楽は苦の種 苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし。 水戸光圀の言葉とする書籍もありますが、原典は不明です。 […]