戒壇院建立 (761年)
753年、渡日した鑑真和上は観世音寺に入り初の授戒を行いますが、その18年後の761年、その地に戒壇院が建立されました。ここは「西戒壇(さいかいだん)」とも呼ばれ、東大寺の「中央戒壇」と下野薬師寺の「東戒壇」とともに天下の三戒壇とされています。
山門には「不許訓葷肉入境内(境内に葷、酒、肉を入れを許さず)」刻まれた戒壇石が建てられており、当時の戒律の厳しさが伺われます。
戒壇石に刻まれる「葷」とはニンニクやニラ、ネギなどの匂いの強い野菜の事になります。
753年、渡日した鑑真和上は観世音寺に入り初の授戒を行いますが、その18年後の761年、その地に戒壇院が建立されました。ここは「西戒壇(さいかいだん)」とも呼ばれ、東大寺の「中央戒壇」と下野薬師寺の「東戒壇」とともに天下の三戒壇とされています。
山門には「不許訓葷肉入境内(境内に葷、酒、肉を入れを許さず)」刻まれた戒壇石が建てられており、当時の戒律の厳しさが伺われます。
戒壇石に刻まれる「葷」とはニンニクやニラ、ネギなどの匂いの強い野菜の事になります。