破るる夢も惜しからず

鶯や破るる夢も惜からず
温泉に通ふ下駄と雲雀の声高し

江戸時代、黒田藩中老・立花秋水の作。
現在の筑紫野市二日市温泉に滞在中の一句になります。
この辺りは天拝山の麓で、また田園地帯が広がる地域でもあり、ウグイスやヒバリの声を聞きながの温泉通いとはなんとも粋じゃござーせんか

句碑は福岡県筑紫野市武蔵2丁目10付近に建てられています。



前の記事

志賀島と海の中道

次の記事

源平合戦後の九州