起きたら家が動いてた!? (687年)

-筑紫の大地震-

天武天皇の時代の687年12月ある夜半、筑紫で大地震が起こります。地面には6m程の幅で1km近くに渡って亀裂が入り、多くの民家が被災しました。
丘の上にあったある農家は斜面が崩れ、家が大きくズレ落ちるものの、家屋はまったく壊れず、翌朝になって一家の人々は家が移動していることに気づいて驚愕したと「日本書紀」に書かれています。