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福岡史伝…福岡の歴史をできる限り簡単にご紹介!

名所旧跡…メジャー観光地と観光バスは行かない隠れた旧跡

福岡人物伝…歴史は人が造る!福岡の歴史に登場した人々

意外な話…それってホント?意外すぎる話。

よくわかっていない事…歴史って考えれば考えるほど面白い!!

一夜漬け福岡史…時間がない忙しい人用のページ

福岡歴史年表…福岡2000年の歴史概要

名所旧跡フォトライブラリ…乱雑ですが写真集です

リンク…博物館、資料館、図書館へのリンクです。

余談…ひとり言的な話です

更新履歴…アップした日付

訂正履歴…間違い直しの履歴です

はじめに…お願いと参考書

 
新着情報

2021.6.8

現在『記想録』を頻繁に更新中です。

2021.5.5

人物伝・毛利勝永を追加しました

2021.5.1

旧跡臼井六郎の生誕地を追加しました

2021.4.30

「不落の柳川城炎上す」を追加しました

2021.4.29

「二卿事件」を追加しました

2021.4.27

「唐原・落人の里」を追加しました

2021.4.26

「今津元寇防塁」を追加しました

2021.4.25

「宮崎安貞書斎」を追加しました

2021.4.19

「原鶴温泉の歴史」を追加しました

2021.4.18

「最後の仇討」を追加しました

名言・格言「黒板にちゅ~も~く!」
外交の極意は、誠心誠意にある
氷川清話





意外な話
 【筑前のUMA】(1809年)-放火し味噌を食い荒らす奇獣「だつ」-

庄林半助が箱曲物屋を営んだ中
洲北端に位置する「中洲中島町」
「金印」や「日本号」を所蔵する福岡市博物館には明治初期に書かれた「旧稀集(きゅうきしゅう)」という書物が所蔵されています。 この本は博多中洲の庄林半助という箱曲物細工師(弁当箱や柄杓などの職人)の親方によって書かれた江戸時代後期の見聞集で、好奇心をそそる事件や噂話などが数多く載せられています。その中に「1809年、山家宿で『だつ』という化け物が出没した。」という話が取り上げられているのです。 「だつ」は留守の民家に忍び込み火を付けたり、味噌を食い荒らしたりします。 そんな事が数ヶ月続いたため、藩の役人も動きますが結局なんの手がかりももなく事は収束したという事です。

それから十数年後、福岡藩第十代藩主・黒田斉清は長崎オランダ商館に博物学者のシーボルトを訪ねた際に、この「だつ」の事を次のように話しています。 「1813年(「旧稀集」と相違があり)の頃に山家駅に奇獣が現れ、食べ物を掠め、火を放つ騒動が数ヶ月続きました。しかしその獣の姿を見た者はなく、ただ足跡が残るのみで、床下でもその歩幅は1.5m程もあり、また狭い窓からも出入りしているため体の大きさを推し測る事ができませんでした。ある時、信石(砒素)を入れた柿を置いてみましたが、信石の入っていない柿だけを選んで食べ、信石入りの方は残されていました。その後、色々と手立てを講じますが、とうとう捕獲することはできませんでした。 今、長崎にはオラウータンという動物が連れて来られているようですが、オラウータンとその獣の足型は似ているとのことです。オラウータンとその獣の関連性はあるのでしょうか?」

筑紫野市山家の旧長崎街道沿いに残る
「山家宿西構口(かまえぐち)」土塀
これに対しシーボルトは「オラウータンはボルネオに住んでおり、無知で、気性もやさしく、ずるがしこくもありません。 その獣がオラウータンでないのは間違いないでしょう。」と答えています。 この問答はこの場に同席した安部龍平の書いた「下問雑戴(かもんざっさい)」という書物に記載されています。 こちらの書物は福岡県立図書館に所蔵されているようです。








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スポットライト人物伝


【大夫(たゆう)】
(西暦57年頃~)


西暦57年、奴国王の命により後漢に派遣され金印を持ち帰った人物です。中国・南北朝時代の432年頃に記された「後漢書」には「倭の奴国、貢物を奉って朝貢す。使者は大夫と自称す。」とのみ記載されています。大夫とは人名ではなく役職の事の様で、派遣された人物の氏名は伝わっていないようです。


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