■福岡歴史年表■
時代 | 西暦 | 出来事 | 天皇 | 中国 | 朝鮮 |
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古墳 | 57年 | 倭の奴国、光武帝より金印を受ける。「後漢書(ごかんじょ)」(范曄、398~445年) | ? | 後漢 | 原三国 |
239年 | 卑弥呼が魏に使者を遣わし「親魏倭王」の金印を受ける。この頃の奴国の戸数2万戸程。「三国志」(陳寿、233~297年) | 卑弥呼? | 魏 | ||
247年 | 倭国と狗奴国との戦い。 | ||||
200年代 中盤 ~後半 |
崇神天皇が「四道将軍」を発し、倭国統一を目指す。 | 崇神天皇 | 魏or晋 | ||
200年代 後半 |
出雲の懐柔。国譲り? | 垂仁天皇 | 晋 | ||
200年代 後半~ 300年代 中盤 |
熊襲(くまそ)の抵抗。 仲哀天皇が崩御し「新羅との戦」へ移行する。 |
景行天皇 (日本武尊) 成務天皇 仲哀天皇 (神功皇后?) |
五胡 十六国 |
三国 | |
391~ 404年 |
新羅、高句麗との戦い?(新羅の建国は350年頃)「広開土王碑」 | 応神天皇? | |||
413~ 503年 |
倭の五王。東晋、宋、南斉、梁に朝献する。五王は讃、珍、済、興、武。讃と珍、興と武は兄弟と記載される。 | 仁徳天皇? 履中天皇? 反正天皇? 允恭天皇? 安康天皇? 雄略天皇? |
南北朝 | ||
527~ 528年 |
「磐井(いわい)の乱」が起こるが528年平定される。磐井は豊前に逃れ、朝廷軍は石人石馬を切る。 | 継体天皇 | |||
飛鳥 | 600年 | 大阪を出航した第一回遣隋使が那の津に寄港したと思われる。 | 推古天皇 | 隋 | |
607年 | 第二回遣隋使で小野妹子が隋に渡る。 | ||||
645年 | 「乙巳の変」(いっしのへん)で、中大兄皇子が蘇我氏を倒す。 | 皇極天皇 | 唐 | 新羅 | |
646年 | 「大化の改新」が始まる。 | 孝徳天皇 | |||
661年 | 斉明天皇が百済救援のため滞在していた朝倉橘広庭宮で崩御する。 中大兄皇子は母を弔うために観世音寺の建造に着工する。 |
斉明天皇 | |||
663年 | 「白村江の戦(はくそんこうのたたかい)」で日本軍、唐・新羅連合軍に敗れる。 | 不在 | |||
664年 | 中大兄皇子が唐・新羅連合軍の九州侵攻に備え、大宰府を移し、水城、大野城を築く。 | ||||
奈良 | 710年 | 藤原京より平城京へ遷都される。 | 元明天皇 | ||
737年 | 時の権力者、藤原四兄弟が疫病により次々と病没する。 | 聖武天皇 | |||
738年 | 橘諸兄が右大臣に任命され、唐留学生の吉備真備と玄昉を抜擢する。 | ||||
740年 | 「藤原広嗣(ふじわらひろつぐ)の乱」が起こる。 | ||||
745年 | 玄昉が観世音寺に左遷され、翌年に没する。 | ||||
750年 | 吉備真備が藤原仲麻呂により筑前守に左遷される。 | 孝謙天皇 | |||
753年 | 鑑真和尚、5度の渡航失敗を経て来日。 | ||||
754年 | 吉備真備が大宰大弐に任じられる。 | ||||
756年 | 橘諸兄が藤原仲麻呂の台頭により失脚し、翌年に没する。諸兄の息子の奈良麻呂も獄死する。 | ||||
761年 | 鑑真が初の授戒を行った地に戒壇院が建立される。 | 淳仁天皇 | |||
764年 | 藤原仲麻呂が孝謙上皇に取り入った弓削道鏡を除くため兵を挙げるが失敗し、斬られる。 | 称徳天皇 | |||
770年 | 弓削道鏡が称徳天皇(孝謙上皇)の崩御に伴い「東戒壇」の下野薬師寺に左遷され、2年後に没する。 | ||||
平安 | 794年 | 平安京遷都 | 桓武天皇 | ||
869年 | 新羅の海賊、博多湾の貢錦船を襲う。 | 清和天皇 | |||
901年 | 菅原道真、藤原時平等により大宰府へ左遷される。 | 醍醐天皇 | 後三国 | ||
903年 | 菅原道真が謫居にて死去する。 | ||||
919年 | 太宰府天満宮本殿建立 | ||||
941年 | 「藤原純友の乱」。純友、博多より上陸し大宰府を攻め、観世音寺の財宝を奪う。 | 朱雀天皇 | 五代 十国 |
高麗 | |
1019年 | 「刀伊」(女真族)の入寇あり。対馬、壱岐を攻め住民を連れ去る。博多近隣も被害を受ける。 | 後一条天皇 | 宋 | ||
1152年 | 源八郎為朝、田川に城を築く。この頃、筑前香椎宮に訴えられる。 | 近衛天皇 | |||
1156年 | 「保元の乱」が起こる。平清盛、源義朝軍が乱を鎮圧し、源八郎為朝は伊豆大島へ流配される。 | 後白河天皇 | |||
1158年 | 平清盛、大宰大弐となる。この頃に博多人工港「袖の湊(そでのみなと)」が造られる。 | ||||
1159年 | 「平治の乱」が起こる。平清盛が源義朝を破り権力を握る。 | 二条天皇 | |||
1183年 | 源義仲に京都を追われた安徳天皇と平家一門が大宰府に入る。 | 後鳥羽天皇 | |||
1185年 | 壇ノ浦にて平家滅亡する。 | ||||
鎌倉 | 1192年 | 源頼朝「鎌倉幕府」を開く。 | |||
1274年 | 「文永の役」、元軍は鎌倉武士団を圧倒し、西は侵略され、博多、箱崎は炎上する。 | 後宇多天皇 | 元 | ||
1281年 | 「弘安の役」、元の東路軍と江南軍の足並みそろわず上陸できず。そして神風が吹く。 | ||||
1285年 | 鎌倉で起こった「霜月騒動」が波及し、筑前では「岩門合戦」が起きる。 | ||||
1333年 | 「元弘の乱」。博多では菊池武時が立つが北条、少弐、大友の軍に討たれる。しかしその2ヵ月後、北条英時が少弐、大友、島津の軍に討たれ鎮西探題が滅亡する。 | 後醍醐天皇 | |||
鎌倉幕府が滅亡し、「建武の新政」が始まる。 | |||||
南北朝 | 1336年 | 足利尊氏「多々良浜の戦い」で菊池、阿蘇軍を破り、九州武士団を率いて再び京都へ攻め上る。 | 後醍醐天皇 光明天皇 |
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1359年 | 「関ヶ原の戦い」「川中島の戦い」と並ぶ日本の三大合戦「筑後川の戦い」が起こる。南朝方の菊池武光が勝利し2年後に九州を制圧する。 | 後村上天皇 後光厳天皇 |
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1372年 | 九州探題の今川了俊が菊池武光を肥後に追い、大宰府を奪還する。 | 長慶天皇 後円融天皇 |
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1375年 | 「水島の変」で少弐冬資(少弐頼尚の次男)が今川了俊に謀殺される。 | ||||
戦国 | 1467年 | 「応仁の乱」が起こる。1477年まで11年間続く | 後花園天皇 後土御門天皇 |
明 | 李氏 朝鮮 |
1567年 | 大友の有力武将、高橋鑑種(あきたね)が秋月種実、毛利元就と結び謀反を起こす。 | 正親町天皇 | |||
休松の戦い(やすみまつのたたかい)。秋月種実、大友軍と戦う。 | |||||
1569年 | 戦国「多々良浜の戦」。大友宗麟と毛利元就が多々良川を挟み対峙する。 | ||||
1586年 | 「岩屋城の戦い」大宰府岩屋城で高橋紹運軍、島津軍5万に徹底抗戦し玉砕する。 | 後陽成天皇 | |||
1587年 | 「博多町割り」。豊臣秀吉は島津降伏後、博多の復興を行う。 | ||||
1592~ 1593年 |
「文禄の役」豊臣秀吉が朝鮮へ出兵する。 | ||||
1597~ 1598年 |
「慶長の役」2度目の朝鮮出兵。 | ||||
1600年 | 関ヶ原の功により、黒田長政が筑前に入る。 | ||||
江戸 | 1603年 | 徳川家康、江戸幕府を開く。 | |||
1607年 | 福岡城が完成し、黒田長政入城する。 | ||||
1632年 | 「黒田騒動」。栗山大善が二代藩主、黒田忠之を幕府に訴える。 | 明正天皇 | |||
1703年 | 貝原益軒「筑前国続風土記」を著す。 | 東山天皇 | 清 | ||
1713年 | 貝原益軒「養生訓」を著す。 | 中御門天皇 | |||
1784年 | 志賀島で「漢委奴国王」印(金印)が発見される。 | 光格天皇 | |||
幕末 | 1853年 | 黒船が浦賀へ来航。ペリー提督が開国を要求する。 | 孝明天皇 | ||
1858年 | 安政の大獄始まり野村望東尼が幕府に追われる僧・月照を平尾山荘に匿う。 | ||||
1860年 | 桜田門外の変。大老、井伊直弼が暗殺される。 | ||||
1862年 | 平野國臣が寺田屋事変に関連し、福岡で投獄。ここで「紙撚文書」を著す。同じく真木和泉も久留米藩に送還される。 | ||||
生麦事件。島津久光の行列を横切った英国人が供の者に斬られる。 | |||||
1863年 | 8月18日の政変が起こり、真木和泉は七卿の長州落ちに随行する。 | ||||
平野國臣が生野で挙兵するが失敗、京都六角獄舎へ投獄される。 | |||||
1864年 | 池田屋事変。新選組が尊皇攘夷の志士の会合の場に討ち入る。 | ||||
禁門の変が起こり、真木和泉が天王山で自刃、平野國臣は六角獄舎で斬首される。 | |||||
第一次長州征伐で長州藩は恭順の意を表す。そのため五卿は福岡藩預かりとなり翌年に太宰府延寿王院に移る。 | |||||
野村望東尼が高杉晋作を平尾山荘に匿う。 | |||||
1865年 | 「乙丑の獄」(いっちゅうのごく)が起こり、筑前勤皇党壊滅する。 | ||||
1866年 | 第二次長州征伐で不参加や撤退する藩が出て、幕府は長州と停戦する。 | 明治天皇 | |||
1867年 | 大政奉還で江戸幕府が終わる。 | ||||
明治 | 1868~ 1869年 |
戊辰戦争が始まり、黒田藩も出兵する。 | |||
1874年 | 江藤新平、島義勇を中心とし「佐賀の乱」が起こる。 | ||||
1876年 | 熊本の「神風連(しんぷうれん)の乱」に呼応して「秋月の乱」が起こるが明治政府によって鎮圧される。 | ||||
1877年 | 西南戦争が起こり、高場乱の私塾「興志塾」の多数の塾生が薩摩軍に参加する。 | ||||
■は福岡の歴史に直接関係のない出来事ですが、日本史全体と関連付けるため掲載しています。
■は福岡に間接的に関係する出来事です。