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福岡人物伝
 【小野岑守】

平安初期の政治家で伝説の詩人・小野篁(たかむら)の父親になります。文人でもあり「凌雲集」「日本後紀」の編纂にもあたります。大宰大弐として着任した際、道端に行き倒れた人々を目の当たりにし、これをあわれみ救済施設「続命院」を創設します。
余談になりますが、幕末維新に活躍した医師・高松凌雲の号は福祉に勤めた岑守の編纂した「凌雲集」が元になっているのかもしれません。


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小野岑守(778年~830年)【福岡人物伝】
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小野好古(884年~968年)【福岡人物伝】
伊予の本拠地を奪われた藤原純友が大宰府を襲うと朝廷から平定を命じられた小野好古は九州に入り博多湾で純友軍と戦い撃破します。 櫛田神社に祀られる三神の内、素盞嗚大神(スサノウノミコト)はこの「藤原純友の乱」の平定後、小野好古が祀ったものだと 博多祇園山笠公式サイトに記載されています。また太宰府の春の一.....









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福岡史伝…福岡の歴史をできる限り簡単にご紹介!

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一夜漬け福岡史
 【戦国時代】-少弐氏から大友氏へそして「岩屋城の戦い」-

櫛田神社の「博多塀」
筑前で少弐氏の抵抗を封じ、肥前に追い詰めた大内義隆ですが、1551年には重臣の陶晴賢に滅ぼされ、 筑前には豊後の大友義鎮(宗麟)が勢力を伸ばします。
しかし、今度は陶晴賢を倒し大内氏の地盤を取り込んだ中国の雄・毛利元就が侵攻してきます。 これを大友宗麟は多々良浜で迎え撃ち対峙します。この二人は武力による戦だけではなく知略謀略でしのぎを削ります。 元就はこの戦いに先立って大友氏に遺恨のある秋月種実を秋月の地に帰還させ反抗させます(「休み松の戦い」)。 また大友氏の重臣・高橋鑑種を岩屋城で寝返らせ、大友氏を内部から揺さぶります。
これに対し宗麟は大内氏の残党を周防国に上陸抵抗させ、また毛利氏に滅ぼされた尼子氏の再興を支援するなど背後を脅かし、 毛利氏を撤退させます。

毛利氏の撤退の数年後には、南九州を手中に収めた島津氏が北上して来ます。大友軍は日向の耳川を渡り島津軍に攻撃を仕掛けますが大敗し、 その後島津軍の攻撃に防戦一方となります。次に島津軍は肥前の龍造寺氏を倒し、筑前へ侵攻を開始します。
これに宗麟は対抗する手立てを無くし、大坂の豊臣秀吉に救援を請います。秀吉は仲裁を試みますが、島津義久はこれを蹴り、 軍を進めます。秀吉は様々な事情より九州に兵を上陸させるのに4ヶ月ほどかかりました。 その間、筑前大宰府の岩屋城には大友宗麟配下(この時点では秀吉の配下)の高橋紹運が将兵763名と共に籠り徹底抗戦します。 そして5万の島津軍の攻撃に半月近く持ちこたえましたが、ついに力尽き、将兵と共に玉砕します。 これが秀吉の援軍が九州に上陸する約1ヶ月前のことでした。

島津氏を屈服させ九州を平定すると秀吉は功臣の小早川隆景に筑前を任せ、隆景は博多の東に名島城を築城します。 その後、秀吉が死去すると「関ヶ原の戦い」が起こりこの戦いの勝利に貢献した黒田長政が徳川家康より筑前を与えられ、 以後、江戸時代を通して筑前を治めてゆくことになります。

(2012.12.1)









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スポットライト人物伝


【菊池武敏(きくちたけとし)】
(?~1341年)


菊池武時の九男。京都より落ちてきた足利尊氏が九州に上陸した情報を掴むと、阿蘇惟直と共に肥後より攻め上ります。 そして少弐氏の有智山城を攻め落とし父・武時の仇、少弐貞経を自害させます。 しかし貞経の嫡子・少弐頼尚や尊氏の軍と多々良浜で戦い敗れると南に撤退します。



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