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意外な人物伝 【野上一閑と三奈木弥平次】(1581年)-原鶴の一騎打ち- 「刃渡り3尺5寸白柄の長刀を莖短に持ち、秋月の兵をなぎ倒す事、草を刈るが如し」秋月の兵はこれに対抗しきれず300メートルほど兵を引きます。 しばらくして、秋月の陣より一騎の武者が飛び出し大友の陣に駆け寄り 「秋月の士、三奈木弥平次と申す。野上殿に会いに参った!」 と大声で呼びかけます。 そこに例の長刀を手にした野上一閑が現れ 「お相手申そう!!」 ふたりは馬上、原鶴の戦場を駆け巡り打ち合いますが、なかなか勝負がつかず最後は馬上の掴み合いとなり土ぼこりをあげて共に落馬します。そこに秋月種実の命で加勢に駆けつけた家臣が踊りかかり、さすがの豪傑・野上一閑も討ち取られてしまいます。 その直後に三奈木弥平次も加勢の家臣も大友の兵に囲まれ討たれる事となります。 この二人の誇り高き戦いを想像するに「北斗の拳」のラオウとケンシロウの戦いを思い浮かべずににはいられません。 この戦いの舞台となった原鶴は現在、福岡随一の温泉街となり観光客が憩いのひと時を過ごす場となっています。 「兵どもが夢の跡」そんな感じなのでしょうか・・・。 関連記事:野上一閑,三奈木弥平次,原鶴 |
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名所旧跡・中央区城南区 【鴻臚館跡】-城内-
案内板より |
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