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検索の結果 2件の記事が見つかりました


栗山大善(1591年~1652年)【福岡人物伝】
黒田官兵衛の信頼の厚かった栗山利安の息子。 栗山大善は第二代藩主の座に黒田長政の長男の忠之を就けますが、 その後、何かと行動に問題のある藩主・忠之との間に軋轢を生じ収拾不可能となると幕府に訴え出ます。 幕府は徳川家と黒田家との関係を重視し大善を南部藩預けとし、忠之の寵臣を高野山への追放し事を収めまし.....

栗山利安(1551年~1631年)【福岡人物伝】
黒田官兵衛が若い時より付き従った人物で黒田家家臣団の中心武将です。 有岡城に官兵衛が幽閉されると出入りの商人に紛れ潜入し囚われの主君に面会を果たし、 有岡城落城の際は一番に土牢に駆けつけ官兵衛を救い出します。 また関ヶ原の戦いが起こると人質にされそうになった官兵衛、長政の両夫人を母里太兵衛と共に大坂.....









目   次

福岡史伝…福岡の歴史をできる限り簡単にご紹介!

名所旧跡…メジャー観光地と観光バスは行かない隠れた旧跡

福岡人物伝…歴史は人が造る!福岡の歴史に登場した人々

意外な話…それってホント?意外すぎる話。

よくわかっていない事…歴史って考えれば考えるほど面白い!!

一夜漬け福岡史…時間がない忙しい人用のページ

福岡歴史年表…福岡2000年の歴史概要

名所旧跡フォトライブラリ…乱雑ですが写真集です

リンク…博物館、資料館、図書館へのリンクです。

余談…ひとり言的な話です

更新履歴…アップした日付

訂正履歴…間違い直しの履歴です

はじめに…お願いと参考書

 
新着情報

2022.12.25

【記想録】是れを過ちと謂う

2022.12.4

【記想録】冷眼にて人を観る

2022.11.5

【記想録】人を責むる者は・・・

2022.10.15

【記想録】馬耳東風って李白の言葉!?

2022.9.18

【記想録】小敵の堅は大敵の擒なり

2022.9.13

【記想録】怒りを以って師を興すべからず

2022.8.27

【記想録】佐々木小次郎の経歴

2022.8.1

【記想録】完戸何某との決闘

2022.7.24

【記想録】夢想権之助の挑戦

2022.7.3

【記想録】行蔵は我に存す

名言・格言「黒板にちゅ~も~く!」
尽(ことごと)く書を信ずれば則ち書はなきに如かず
-どんな大事な事でもそれのみを信じていると、その大事なこと自体が無意味な事になってしまう-
孟子





福岡悲話
 【針目城落城の原因】(1581年)-自らの行いで破滅した城番-

大友宗麟が「耳川の戦い」で島津軍に大敗すると筑前東南部では秋月種実が宗麟に対し叛旗を翻します。 種実は大友勢の抑止のため筑前と豊後との境界地帯の穂坂(原鶴温泉の東方)に針目城を築き、初山九兵衛という人物を城番とします。 ところがこの武将、女癖が悪かった様で、我が部下の高久保彦次郎という者の容姿端麗な妻に手を出してしまいます。 数ヵ月後、この事を聞き知った九兵衛の奥方は嫉妬心から怒りが収まらず、七夕の行事で部下の妻たちを集めると、ひとり一人に言葉を掛け定例の酌をします。しかし彦次郎の妻だけには言葉も掛けず酌もしませんでした。この仕打ちで彦次郎の妻は九兵衛との事が公になったことを知り、急ぎ自宅に帰ると、夫あての遺書を認(したた)めそのまま自害してしまいます。 この事件で面目を失った高久保彦次郎の憤慨は甚だしく、大友方に通じ城の守勢が手薄な時を見計らって、敵兵を城内に引き入れたため針目城は大混乱に陥り遂には落城します。 そしてこの機に乗じて彦次郎は初山九兵衛とその奥方を斬り捨てたと「筑前國続風土記」に記されています。



貝原益軒は「筑前國続風土記・針目古城」の項の最後で「この城番の姓名に関しては『九州軍記』に他説があるが、村の古老の伝える初山九兵衛が実説である。」と締め括っています。









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スポットライト人物伝


【加藤司書(かとうししょ)】
(1830年~1865年)


西洋諸国の介入を招く恐れのある国内対立を早期に収束させるため、 西郷隆盛と共に第一回長州征討軍解兵に尽力します。しかし一年後には藩内・佐幕派の台頭で「乙丑の獄」が起こり、 博多の天福寺で切腹することになります。 ちなみに福岡藩と土佐藩の成り立ちは「関ヶ原の戦い」より徳川家の天下平定に協力し、外様ながら譜代以上の待遇を得ていることで類似しています。 また幕末には勤王党が活発な活動をし、弾圧された面.....[全文を表示]



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