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福岡史伝…福岡の歴史をできる限り簡単にご紹介!

名所旧跡…メジャー観光地と観光バスは行かない隠れた旧跡

福岡人物伝…歴史は人が造る!福岡の歴史に登場した人々

意外な話…それってホント?意外すぎる話。

よくわかっていない事…歴史って考えれば考えるほど面白い!!

一夜漬け福岡史…時間がない忙しい人用のページ

福岡歴史年表…福岡2000年の歴史概要

名所旧跡フォトライブラリ…乱雑ですが写真集です

リンク…博物館、資料館、図書館へのリンクです。

余談…ひとり言的な話です

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はじめに…お願いと参考書

 
新着情報

2022.12.25

【記想録】是れを過ちと謂う

2022.12.4

【記想録】冷眼にて人を観る

2022.11.5

【記想録】人を責むる者は・・・

2022.10.15

【記想録】馬耳東風って李白の言葉!?

2022.9.18

【記想録】小敵の堅は大敵の擒なり

2022.9.13

【記想録】怒りを以って師を興すべからず

2022.8.27

【記想録】佐々木小次郎の経歴

2022.8.1

【記想録】完戸何某との決闘

2022.7.24

【記想録】夢想権之助の挑戦

2022.7.3

【記想録】行蔵は我に存す

名言・格言「黒板にちゅ~も~く!」
博打は勝とうとして打ってはいけません。負けないように打つのです。
-博打名人が吉田兼好に語った勝負事の秘訣-
徒然草





福岡悲話
 【飴買い幽霊の話】(1679年)-安国寺に伝わる伝説-

福岡の歓楽街・親富考通り(以前は親不孝通り)の真ん中辺りを博多湾に向かって右手に入ると、安国寺というお寺があります。このお寺には「飴買い幽霊」の伝説が残り、その墓も置かれています。伝説の内容は次の通りです。

深夜、飴屋に若い女性が店の戸を叩き、飴を買いに現れます。この様なことが数日続いたため不審に思った飴屋は、この若い女性の後をつけてみることにします。女性は安国寺に入り墓場の方へ消えてしまいます。そしてそこからは赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
翌日、飴屋は和尚さんに事情を話し、赤ん坊の泣き声がしたあたりを掘り起こすと毎夜、飴を買いに来ていた女性の遺骸と埋葬後に生まれた赤ん坊が見つかります。
女性は墓の中で生まれた我が子に、乳の代わりに飴を与えていたのだろうと、皆は不憫がります。そして飴をなめていた赤ん坊も数日後亡くなったため、改めて墓を建て弔ったということです。


この飴買い幽霊の話は金沢、福島、京都、今治など日本各地にあり、落語噺にもなり、小泉八雲も小説の題材に取り上げているようです。しかし、ただ一つ、福岡の伝説が他県の伝説と異なっているのは赤ん坊が亡くなってしまう事です。この結末はおそらく安国寺にある墓石の形に起因しているのかもしれません。









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スポットライト人物伝


【少弐経資(しょうにつねすけ)】
(1225年~1292年)


少弐氏の嫡男で元寇では弟の景資と共に奮戦します。「弘安の役」では博多湾から壱岐へ移動した元軍を追撃し壱岐から駆逐しますが、 この戦いで父・資能と長男・資時を亡くしています。 戦後、鎌倉で「霜月騒動」が起こると安達盛宗を討ち、弟の景資の岩門城を攻め自害させます。



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