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余談
 【「御堂関白記」が世界記憶遺産に登録

6月18日に藤原道長の「御堂関白記」がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。 日本の古典が世界に評価されるのは非常に喜ばしい事ですが、この人は結構傲慢な人間性の持ち主だったようです。 平安時代中期に兄・藤原道隆が大酒が原因で死去すると、その権力を継承し藤原氏の全盛期を築きます。 そしてこの時期に道長は朝廷で思い通りならない事はなかった様で

この世をばわが世とぞ思ふ もち月の欠けたることのなしと思へば
「この世は私の世ように思える。満月のように何も欠けるものがない。」
と「北斗の拳」のラオウでさえもはばかる様なことを詠っています。

ちなみに当ページの「刀伊の海賊を撃退した男」で紹介した藤原隆家はこの道長の甥にあたり、 父・道隆の権力を継承したこの叔父との確執に嫌気が差し、自ら大宰府へ赴任したといわれています。




















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スポットライト人物伝


【島津貞久(しまづさだひさ)】
(1269年~1363年)


「元弘の乱」で少弐貞経、大友貞宗と共に鎮西探題・北条英時を攻め滅し、「多々良浜の戦い」では足利軍に属して戦います。 島津氏は少弐氏、大友氏と共に鎌倉時代に守護を命じられ少弐氏は九州北西部、大友氏は北東部、そして島津氏が九州南部を治めます。 この三氏は九州御三家と呼ばれ九州の中心武家として戦国時代まで存続しますが、江戸時代以降も続いたのはこの島津氏だけでした。



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