Mousegallery






余談
 【「御堂関白記」が世界記憶遺産に登録

6月18日に藤原道長の「御堂関白記」がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。 日本の古典が世界に評価されるのは非常に喜ばしい事ですが、この人は結構傲慢な人間性の持ち主だったようです。 平安時代中期に兄・藤原道隆が大酒が原因で死去すると、その権力を継承し藤原氏の全盛期を築きます。 そしてこの時期に道長は朝廷で思い通りならない事はなかった様で

この世をばわが世とぞ思ふ もち月の欠けたることのなしと思へば
「この世は私の世ように思える。満月のように何も欠けるものがない。」
と「北斗の拳」のラオウでさえもはばかる様なことを詠っています。

ちなみに当ページの「刀伊の海賊を撃退した男」で紹介した藤原隆家はこの道長の甥にあたり、 父・道隆の権力を継承したこの叔父との確執に嫌気が差し、自ら大宰府へ赴任したといわれています。




















福岡史伝へのアクセスにはこのQRコードをご利用ください
https://www.2810w.com


スポットライト人物伝


【小野岑守(おのみねもり)】
(778年~830年)


平安初期の政治家で伝説の詩人・小野篁(たかむら)の父親になります。文人でもあり「凌雲集」「日本後紀」の編纂にもあたります。大宰大弐として着任した際、道端に行き倒れた人々を目の当たりにし、これをあわれみ救済施設「続命院」を創設します。
余談になりますが、幕末維新に活躍した医師・高松凌雲の号は福祉に勤めた岑守の編纂した「凌雲集」が元になっているのかもしれません。




このページは ClubTwinHut が運営しています



© 2011 福岡史伝