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余談
 【日本人は勝負事が好き?

このところIR(Integrated Resort、統合型リゾート)法案で国会が騒がしくなっているようですが、観光客が増え、雇用が増え、税収が増えるのであれば悪くはないのではと、安易ではありますがそう思ってしまいます。外国人観光客も日本の「わび・さび」一辺倒ではどうなのでしょうか、滞在中の一日ぐらいは遊び心があってもよいのではと感じるのですが・・・。


ところで中国・唐の時代に書かれた史書・隋書倭国伝には倭人の事が次の通り書かれています。
「性質は直(素朴・真面目)にして、雅やかな風がある。」
この反面、次の様な事も書かれています。
「囲碁、双六、サイコロ博打などの勝負事を好む」

また南北朝時代の九州の覇者・懐良親王は、倭寇の取り締まりを実施しなければ軍を派遣すると脅しをかける明の洪武帝に
「賀蘭山(がらんさん・中国北部の壁画遺跡のある山)に相会して博打でも楽しもうではありませんか・・・・・。 古くから『和を講じる事を上策となす』と言います・・・・・。」 と返書を送った事が明史・日本伝に記述されています。
懐良親王が勝負事を好んだのかは不明ですが、少なくとも博打がどんなものか理解していたのは確かだと思われます。


日本人が皆、勝負好きな訳ではないのでしょうが、私自身は博打好きで、友人も博打好きで、過ぎ去って行った心の通じた友人たちも皆、酒か博打が好きだったのが思い出されます。

もうすぐクリスマス。ジングルベルの鈴の音と共に恒例の「有馬記念」の時期がそこまでやって来たようです。




















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スポットライト人物伝


【古屋佐久左衛門(ふるやさくざえもん)】
(1833年~1869年)


筑後古飯(ふるえ)の庄屋の生まれで医学を志し大阪に出ますが、医学が性に合わない事を悟り、江戸に向かい英語や洋学を学び、洋学書の翻訳などを手がけます。また婿養子で古屋家を継ぎ幕臣となります。戊辰戦争では坂本龍馬を斬ったとされる今井信郎(のぶお)と共に衝鋒隊を率い北関東、越後、会津、箱館と転戦し最期は官軍の艦砲射撃に合い被弾、37歳で幕府に殉じます。
語学堪能で神奈川奉行所で通訳していた頃に.....[全文を表示]




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