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福岡悲話
 【おしどり伝説(戦国時代)-三原貞吉の話-

貝原益軒は「筑前國続風土記」に次のような話を載せています。

戦国の頃、筑後三原郡に三原貞吉(みはらさだよし)という武将がいました。大友氏の配下で、ある日に所用で主家の豊後へ出かけます。その途中、志波村(現在の原鶴温泉から北西の地帯)の香山淵を通りかかると、鴛鴦(おしどり)のつがいが仲良く泳いでいるのを見つけます。弓に自身のあった貞吉は腕試しに雄鳥を射殺してしまいます。そして、その雄鳥を拾い上げてみると、矢は首に当たったようで躯(むくろ)となり果てていました。
その後、豊後に行きしばらく逗留した貞吉は、その帰路に再び香山淵を通りかかると、先日の雌鳥の鴛鴦が一羽でいるのを見つけます。「これは得たり」とこの雌の鴛鴦も弓で射抜いてしまいます。そして、その鴛鴦を拾い上げてみると、なんと羽の内には先日射殺した雄鳥の首が擁かれていたのです。
この首を目にした貞吉は自分の行為の罪深さを知り、時を置かずに出家の道を選んだという事です。



最後に益軒は「沙石集第八巻」や「近比丸鑑」という書物に同じような話が記載されていることを指摘しています。


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スポットライト人物伝


【佐伯常人(さえきつねひと)】
(?~?)


奈良時代中頃の武人で740年の「藤原広嗣の乱」を平定するために派遣された人物です。「板櫃川の戦い」では川を挟んでの藤原広嗣との論戦で広嗣に大儀がないことを指摘し、広嗣に兵を引かせています。



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