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福岡史伝・奈良 日本の留学僧から来日を懇願された唐の高僧・鑑真は出国を決意しますが、暴風に遭遇したり、身を気遣う弟子や玄宗皇帝の反対で
渡航の失敗・中止を繰り返します。
そして11年の苦難の末、6回目の渡航でようやく来日を果たし、筑紫の観世音寺で初の授戒を行います。
翌年には奈良東大寺に移り、そこで聖武上皇や孝謙天皇の他、多く僧に授戒を行います。
759年唐招提寺を建立し、その地で763年入寂しました。 関連記事:鑑真
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