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意外な人物伝
 【月形半平太って誰?(1919年)-薩長同盟のもう一人の立役者、月形洗蔵-

月形洗蔵居宅跡 中央区赤坂

「月様雨が」
「春雨じゃ濡れて参ろう」


月形半平太は大正時代にヒットした舞台劇「月形半平太」の主人公の名前です。

この架空の志士のモデルは土佐の武市半平太らしいのですが、苗字の月形は福岡の志士、月形洗蔵よりとられたものではないかといわれています。 月形洗蔵は福岡藩での幽閉の時期が長く、志士として活動できたのが約1年と短かったためか、 幕末の志士としては広くは知られてはいないようです。しかし、その1年の間に五卿、長州の高杉晋作や薩摩の西郷隆盛、土佐の中岡慎太郎等と交流をもち、月形家には西郷の手紙が現存するそうです。 その行動と関係のあった志士から判断しても薩長同盟成立に深く関わったのは間違いなく、その活躍から考えてもっと注目されてもいい志士なのではと思われます。




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スポットライト人物伝


【少弐頼尚(しょうによりなお)】
(1294年~1372年)


少弐貞経の嫡男。九州に落ちた足利尊氏を下関で出迎え京の戦で敗れた尊氏を励ましたといわれます。 そして父・少弐貞経を討った菊池武敏を尊氏と共に「多々良浜の戦い」で破り、肥後に追います。 しかし二十数年後日本三大合戦に挙げられる「筑後川の戦い」で菊池武光に破れ2年後に大宰府を奪われることになります。



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